テーラーメイドゴルフ株式会社(本社:東京都江東区)は、同社のカスタムクラブサービスに、「P Series」アイアンのモデルを組み合わせる「コンボセッティング」を新たに導入すると発表した。2025年11月14日よりサービスが開始され、飛距離性能、寛容性、操作性など、番手ごとに最適なパフォーマンスを発揮する“プロ仕様の組み合わせ”が、一般のゴルファーにも可能となる。

ツアープロの常識「コンボセッティング」とは

国内外の多くのトッププロが実践している、アイアンセットの中で複数のモデルを組み合わせる「コンボセッティング」。例えば、ロングアイアン(#4、#5など)には、飛距離と寛容性に優れたモデルを、ショートアイアン(#7~PWなど)には、操作性と打感に優れた小ぶりなモデルを組み合わせる手法だ。

今回の新サービスでは、テーラーメイドが誇る「P790」、「P770」、「P7CB」、「P7MB」といった「P Series」アイアンを自在に組み合わせる、選び抜かれた3つのコンボセットが用意される。

画像: 左がP770、右がP790

左がP770、右がP790

P790 + P770 コンボ:
ロングアイアンに寛容性と飛距離性能の高いP790を、ショートアイアンに操作性の高いP770を選択する組み合わせ。(例:P790 #4~#6、P770 #7~PW)
 
P770 + P7CB コンボ:
P770を長めの番手に、より操作性と打感に優れたP7CB(キャビティバック)をショート番手に組み合わせる組み合わせ。(例:P770 #4~#6、P7CB #7~PW)
 
P7CB + P7MB コンボ:
中空キャビティのP7CBを長めの番手に、究極の操作性を誇るP7MB(マッスルバック)をショート番手に組み合わせる上級者向けの組み合わせ。(例:P7CB #4~#6、P7MB #7~PW)

フィッティングで苦手意識を克服する

テーラーメイド社のマスターフィッターである金村宰弘氏は、「アイアンの上番手に苦手意識がある方は、是非一度アイアンのフィッティングを受けていただき、コンボセッティングという選択肢も考えられることを実感してみてください」とコメント。

特にフィッティングの際、#7アイアンのボール初速とスピン量が適正範囲内にあっても、さらに球の高さや球質を安定させるために、「#7番より上の番手を1つやさしい『P Series アイアン』にする」ことを推奨することがあるという。これにより、ゴルファーは番手ごとの不安を解消し、「全番手で攻められる」セッティングを手に入れられる。

画像: 左/ローリー・マキロイ(P770アイアン#3、P760アイアン#4、RORS PROTO アイアン#5-9)。中/久常涼(P7CBアイアン#4、P7MCアイアン#5-PW)。右/チャーリー・ハル(P770アイアン#4、P7MBアイアン#5-PW)

左/ローリー・マキロイ(P770アイアン#3、P760アイアン#4、RORS PROTO アイアン#5-9)。中/久常涼(P7CBアイアン#4、P7MCアイアン#5-PW)。右/チャーリー・ハル(P770アイアン#4、P7MBアイアン#5-PW)

ローリー・マキロイや久常涼、チャーリー・ハルら世界のトッププロも、それぞれの要求に合わせて「P Series」を組み合わせており、これまではセット売りが主流だったことを考えるとカスタムサービスでコンボセッティングが可能になったことは、中上級者にとって大きなメリットになるのではないか。

コンボセッティング サービス概要

サービス開始日: 22025年11月14日(木)
対象製品: P790、P770、P7CB、P7MBアイアン
セット内容: 6本セット(#5/#6 - #7/PW)または7本セット(#4/#5/#6 - #7/PW)
カスタム対応: ロフト角は標準ロフトを採用、ライ角は±3度まで調整可能。シャフト・グリップは従来のカスタムオプションと同様に対応。

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