
気温が下がる冬のゴルフ。どんなところに注意する?(写真はイメージ)
冬のゴルフには工夫が大切だ
クラブフィッター小倉です。だんだんと気温も下がり、本格的な冬のゴルフシーズンになってきましたね。冬のゴルフは、気温の低下によるギアの性能変化や体の可動域の減少、さらに厚着による捻転のしにくさと、色々と気を配るポイントが多いです。
ギアで最も性能に変化が出るのはボールです。ゴルフボールは、だいたい20~30度ぐらいの気温で本来の性能が発揮されるように作られているといわれており、寒くなればなるほど硬くなり、性能が低下します。具体的には、ボールスピードが出にくくなり、スピン量も減るので、無理に暖かい時期と同じぐらいの飛距離は求めず、アイアンなら少なくとも1番手は大きくした方が良いですね。同じ銘柄にこだわらないのであれば、普段よりコンプレッションの低いやわらかめのボールを使うのもひとつの手だと思います。
また気温が低くなるとシャフトもしなり量が減少し、タイミングが取りづらくなり、ボールも上がりにくくなります。ドライバーなどに弾道調整機能がついているのであれば、ロフト角を増やして使うと飛距離ロスを軽減することができるかもしれません。
コースのコンディションは、芝の元気がなくなるため、ラフでもウッド類が比較的使えるようになります。とはいえ全体的にボールは上がりにくくなるため、ロフト角の大きいウッド型UTや7番、9番ウッドといったショートウッドがあると便利です。
またグリーン周りも薄い芝からのアプローチの機会が増え、バウンスが大きいウェッジショットがシビアになります。もちろんバンカー越えといったケースでは、ウェッジに頼らざるをえないですが、転がせるスペースがあるなら、積極的に転がしのアプローチを選択する方が得策です。
そんな時に、ちょっと練習しておけば意外と使えるのがウッド型UTでの転がしアプローチ。さすがにいきなりチャレンジするとどのくらい転がるのか予測が難しいので、何回か練習しておくと、距離感も合いやすいです。花道やちょっとしたラフでもスムーズに転がってくれます。もちろんチッパーを活用するのもアリですね。
個人的に冬ゴルフで気を付けているのは、洋服の突っ張りです。私は大の寒がりなので、厚着をしたいのですが、複数枚着ると洋服が突っ張ってしまい、スウィングでトップが入りきらずゴルフにならなくなってしまいます。なので、インナーも含め長袖は2枚まで、できれば1枚にしてシャツは必ず半袖、アウターは脇周りを絞めつけない大きめなもの、どうしても寒い時は、中にベストを着るといった勝手なルールを作っています。
客観的に見ても非常に面倒くさいゴルファーですが、ウェアによる体の可動域の違いはかなりショットやスコアに影響します。寒い時に、うまく当たらない、スコアが出ないというゴルファーの方はウェアを疑ってみてください。冬ゴルフでは、ウェアも立派なギアだと私は思っています。
