LPGAツアーは優勝賞金400万ドル(約6億円)を懸けた最終戦、CMEグループツアー選手権をもって25年シーズンが閉幕。今季の主役たちが順当な活躍を見せた。
画像: LPGAツアー7勝の22歳。本名はアタヤ・ティティクル

LPGAツアー7勝の22歳。本名はアタヤ・ティティクル

4打差の圧勝で最終戦を勝った世界ランク1位のジーノ・ティティクルは2年連続で400万ドルをゲット。今季の獲得賞金はなんと750万ドル超え!

プレーヤー・オブ・ザ・イヤーを含む主要部門のタイトルを総なめにしたが、なかでも特筆すべきは平均ストロークだ。22歳の彼女が生まれる前の02年に年間11勝を挙げたアニカ・ソレンスタムが平均ストローク68.697の記録をマーク。以来破られなかった記録をティティクルが68.681を叩き出して更新。

ベアトロフィに輝くと「本当に光栄です。(アニカの)記録を上回るなんて夢にも思っていませんでした。素晴らしい賞をいただけてうれしいです」。

気になる賞金の使い道は「間違いなくショッピングです!」。昨年は最終選で優勝した後ディズニーワールドに行き新車も購入した。今年は何を買うか「思案中」らしい。だが、すべてを手にした彼女に一つ足りないものがある。それはメジャータイトル。

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今季もアムンディ・エビアン選手権でプレーオフに敗れて2位。全米女子オープンでは今季唯一の予選落ち。来季はメジャー無冠最強の返上が目標になる。

今年ツアーの勢力図を塗り替えた日本勢の最終戦は畑岡奈紗の5位が最高。しかしポイントランクや賞金ランクでは躍進ぶりが顕著に。CMEグローブランキングとプレーヤー・オブ・ザ・イヤーランキング(POY)で山下美夢有がそれぞれ2位。

CMEでは4位に竹田麗央、9位に畑岡がつけ、POYでは西郷真央が4位、竹田が6位、岩井明愛が7位とトップ10に3名ずつ。賞金ランクは山下が3位で354万5888ドル、4位の竹田が289万6319ドル、7位の西郷が253万4996ドル、岩井千怜が10位で178万174ドルを獲得した。

これだけ稼げるのだからLPGAツアーを目指す気持ちがよくわかる。

※週刊ゴルフダイジェスト2025年12月16日号「バック9」より

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