タイガー・ウッズ主催で世界から選ばれし20名のトッププロが集結するヒーローワールドチャレンジがバハマのアルバニーGCで現地4日に開幕。史上初の大会3連覇を狙うスコッティ・シェフラーが6アンダー66をマークし首位に並んだ。9月のライダーカップ以来久々の競技、しかも新ドライバーをお試し中だが視界は良好。ポールポジションをゲットし3連覇にまっしぐらだ。
画像: 「Qi4D」を手に首位タイスタートをしたスコッティ・シェフラー(PHOTO/Getty Images)

「Qi4D」を手に首位タイスタートをしたスコッティ・シェフラー(PHOTO/Getty Images)

世界No.1のショットがビタビタとピンに絡む。15番までに7つのバーディを奪い単独トップに立ったが最終ホールのボギーでアクシャイ・バディア、セップ・ストラカ、J.J.スポーン、ウィンダム・クラークと並び首位タイグループに飲み込まれた。

シェフラーの手に握られていたのはテーラーメイドのニュードライバー。今年彼は「Qi10」でメジャー2勝を含む6勝を挙げてきたが、オフに後継モデルへのクラブチェンジを敢行。

ゲッティイメージが撮影した写真によると、この日、彼が使用したのは「Qi4D」。まだ発表前だが先日USGAの適合リストに掲載されている。

本人は大会前「実際の競技で(新しい)クラブがどう機能するのかは練習では分かりません。今週は4日間通して試せるとても貴重な機会です」と新クラブを試す宣言をしていた。

スコッティ・シェフラーの初日ハイライト【PGAツアー公式YouTube】

画像1: Scottie Scheffler shoots 6-under 66 | Round 1 | Hero World Challenge | 2025 www.youtube.com

Scottie Scheffler shoots 6-under 66 | Round 1 | Hero World Challenge | 2025

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「重要なのは見た目が自分の感覚にフィットするかどうか。その点このドライバーは視覚的にいいんです。いまのところパフォーマンスも良好でスピン量も弾道も安定しています」

実は彼、現行モデルの「Qi35」を飛ばして「Qi4D」に移行するのだが……。

「Qi35に慣れるのに少し苦労して、その過程で自分がドライバーに求めるものがなんなのかを改めて学びました。今年になってテーラーメイドの開発チームが私の目にフィットするためにさまざまな工夫をしてくれてピッタリなものを作ってくれました。良い方向に進んでいると思います」

シェフラーの要望を受け開発された「Qi4D」のフェース面はブルー。シェフラーの目にはブルーフェースがフィットするようだ。

いっぽう18年以来7年ぶりの大会出場となる松山英樹はこの日、タイガーに敬意を表し赤のポロシャツで登場。安定したプレーでバーディを積み重ね15番ではイーグル奪取に成功。

【初日ハイライト動画】松山英樹のイーグルは4:37~【PGAツアー公式YouTube】

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首位グループに並ぶ勢いだったが16番、17番の連続ボギーで一歩後退し、2打差の8位タイで初日を終えた。

16年には優勝し、タイガーからトラを模ったトロフィーを贈呈され2人で写真に収まった。世界ランクのポイント加算対象試合で再び優勝を目指す松山の滑り出しはまずまずだ。

松山の「ぐるんぐるん」リアクションが話題に!? ウィンダム・クラークのロングパット【PGAツアー公式インスタグラム】

S・シェフラーの前日会見の一問一答はこちら!

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