プロ入り23年目を迎えた上原彩子。40代を迎えたが、まだまだゴルフという“冒険”の真っ只中にいて、今季は欧州女子ツアーに挑戦中。上原の好きな沖縄の言葉に「ゆいまーる(助け合い)」があり、上原彩子は人と人を結んできた。そして、上原から世界は広がっていく――。沖縄発、世界。“彩子の冒険”の日々を紹介していく。今週はスペインのあれこれと年末のご挨拶の様子をお伝えします。

こんにちは、上原彩子です。LET(欧州女子ツアー)は先週終了しましたので、私は帰国し、その足で沖縄には戻らずに東京にいます。1年間お世話になったスポンサーさんにご挨拶に行ったり、ピンゴルフさんのイベントに出たり、オフの忙しい時間を過ごしています。

画像: 帰国して、現在は年末の挨拶周り中。「契約のピンゴルフさんのイベントにも出させていただきました。久しぶりに仲間のプロに会えたのもよかった」

帰国して、現在は年末の挨拶周り中。「契約のピンゴルフさんのイベントにも出させていただきました。久しぶりに仲間のプロに会えたのもよかった」

さて、前回お話しした通り、最終戦はインフルエンザのため出場できませんでした。体調管理などは今後の課題として、スペインでようやく体調が復活してきた最終日に行ったマラガのことをお話ししたいと思います。

マラガには、2つのお城があるんです。丘の上のほうにあるヒブラルファロ城と下のほうにあるアルカサバ。どちらも見られるチケットだったので両方に行きたかったんですけど、まだ本調子ではなかったしかなりキツイ階段なんです。だから車で上のほうだけに行きました。イスラムの遺跡みたいな感じでとてもよかったですよ。ビーチのほうにも少し行きましたけど、古い大砲がありましたね。

画像: 最後の最後にプチ観光。「マラガのお城を見ました。共通券だったのに1つのお城には行けなくて残念。でも素晴らしかったです」

最後の最後にプチ観光。「マラガのお城を見ました。共通券だったのに1つのお城には行けなくて残念。でも素晴らしかったです」

スペイン料理は、結局メイン通りにあるお店で豚肉とシーフードのパエリアを一度食べただけ。その後ビーチ沿いに歩いているとそこにもいろいろお店があってイカ墨のパエリアがあったんですよ。これを食べたかったので残念! と思いました(笑)。

そして、その日の夕食、2025年欧州“最後の晩餐”は結局、宿泊している家に戻って自炊。試合の最終日の日曜日に買い物に行ったんですけど、帰国も近いのになぜか大量に買ってしまって。それまで毎日、トレーナーの寿乃さんが作ってくれる野菜スープ中心に食べていたので、スーパーの食材が全部すごく美味しそうに見えたんでしょうね(笑)。余らせたらもったいないので、最後まで全部食べたかったんですけど、さすがにムリだったので、コンドミニアムの管理人に話をして、「申し訳ないけれど、たべきれなかったので冷蔵庫に入れています。ぜひどうぞ」とお願いしました。ひき肉やトマトやアボガド、玉ねぎなどです。

そういえば、ヨーロッパのスーパーにはトリュフが売っているんですよ。これがめっちゃ美味しい。レタスにスライスしたトリュフを乗せて、塩とオリーブオイルをかけるだけで超美味しいんです。トリュフって高いイメージがあると思いますけど、ヨーロッパだと結構お安いんですよ。どの国も食材は豊富で美味しいので助かりました。

画像: 市場には新鮮な魚介類や生ハムが!「さすがスペイン、という食べ物が。美味しそうだったけど、見るだけでした(笑)」

市場には新鮮な魚介類や生ハムが!「さすがスペイン、という食べ物が。美味しそうだったけど、見るだけでした(笑)」

最後の晩餐はバーベキューです。家に付いている大きな調理器具で焼くチキンが一番美味しい。野菜もシーフードも美味しいので最高です。バーベキューセットって、アメリカも含めて海外には付いている家が多くて、大きめのお肉を塩コショウだけでそのまま焼いたりすれば、手間もかからず、味も凝縮して美味しいので重宝しますよね。海外遠征ではもってこいの食事だと思います。それにしても今年は、食事も気候もいいスペインで体調を2回も崩すなんて……すごく残念です。

さて、私の1年間のヨーロッパツアーでの話をまとめてもらった記事が来週発売の週刊ゴルフダイジェスト12月30日号に掲載されます。こちらも読んでみてくださいね!

写真/本人提供

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