松山英樹のジュニアゴルフイベント「松山英樹×LEXUS Play Golf with Hideki Matsuyama 2025~夢に向かって、共に、走り、挑む。~」が14日都内のゴルフ練習場で行われ、参加した17名の中高生ゴルファーたちは、松山のマンツーマンレッスンやトークショーに目を輝かせた。
画像: 松山英樹のジュニアゴルフイベント「松山英樹×LEXUS Play Golf with Hideki Matsuyama 2025~夢に向かって、共に、走り、挑む。~」でジュニアゴルファーの質問に答える松山

松山英樹のジュニアゴルフイベント「松山英樹×LEXUS Play Golf with Hideki Matsuyama 2025~夢に向かって、共に、走り、挑む。~」でジュニアゴルファーの質問に答える松山

「飛ばすにはどうすればいいか?」

松山にゴルファーなら誰もが聞いてみたい質問を16歳の沖田雫くんは直球質問。「腰の使い方や腕の振り方」など打ち方について答えが返ってくると思っていたが、意外でしたという松山から真っ先に返ってきた答えは「ひたすら振ること」だった。

イベント冒頭で「聞いてくれればすべて答えるのでどんどん聞いてください」と話した松山は、「質問してくれたことに対して全力で応えたい」とひとり6分ずつのマンツーマンレッスンを行い、ジュニアゴルファーならではの質問に真剣に向き合った。熱を帯びた指導は予定時間をオーバーするほどだった。

画像: 沖田雫くんは飛ばし方の指導も受けた

沖田雫くんは飛ばし方の指導も受けた

ジュニアとのトークセッションで、「緊張はするがゾーンに入ったことがない」ことを明かした松山にこんな質問も?

――緊張をいい方向に変えるにはどうすればいいか?

「何回も何回も同じ状況を作りだすことが大事です。優勝争いのプレッシャーは優勝争いのときだけでなく、予選落ちとか、その1打2打を争うなかでしか経験できない。練習するときもイメージすることは大事。(仲間たちとの)アプローチやパターの勝負でやっぱり負けたくないというなかで、集中し始めると思うので……」

試合だけでなく練習のなかで仲間たちと競い合うことで、緊張感や集中力を経験することを繰り返すことが大事だと話した。

今シーズンは25年開幕戦の「ザ・セントリー」で米ツアー11勝目を飾り、一週前のタイガー主宰大会「ヒーローワールドチャレンジ」優勝で1年を締めくくった。自身のゴルフについてはこう振り返る。

「一番説得力がある状態で来られて良かったです。成績が全然出てなかったんですが、そんなに状態は悪くないと思っているなかで、優勝できたので、状態が悪くなかったんだなと認識できたのが嬉しかったです」

ジュニアゴルファーに刺激を与え、「みんな真剣にやっているので逆に刺激をもらいました」という松山。26年はソニーオープンからスタートを切る。

「25日まではいろいろあるんで、26日以降に練習を再開します」

世界を目指すジュニアゴルファーに、26年シーズンもゴルフの楽しさと奥深さを見せてくれるだろう。

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ヒーローチャレンジ優勝の松山英樹

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