イングランド出身の36歳、ローリー・キャンターが来季はLIVゴルフで戦うことを選んだ。
画像: 世界ランク60位の36歳。DPワールドツアー2勝のキャンター

世界ランク60位の36歳。DPワールドツアー2勝のキャンター

25年シーズンのキャンターは、DPワールドツアーのポイントランクで7位となったことでPGAツアーの出場資格を得た。しかし来季は約2年ぶりにLIVゴルフに戻るという。

キャンターは2022年に7試合、2023年に10試合、2024年前半に2試合LIVでプレー。その後は本格的にDPワールドツアーに参戦して24年の欧州オープンで優勝。25年もバーレーン選手権を制している。

キャンターは「LIVでの経験が、私をより強いゴルファーにし、DPワールドツアーの複数回勝者にしてくれた。(LIVのチームである)マジェスティクスGCに戻れることを本当に誇りに思う。私の心に響いたのは、チームメンバーたちの技術の卓越さ、野望、独自性なんだ」と語ったことをBBCが報じている。

マジェスティクスは、ヘンリク・ステンソンを除けばイアン・ポールターやリー・ウエストウッドなどイングランド出身だらけ。そういった意味でも相性が良かったのだろうが、彼らと一緒にプレーをすることが実力アップにつながったという。PGAツアーでルーキー、中堅、ベテランが協力し合って戦うことはほぼないわけで、LIV独自の魅力を選手たちは感じているのかもしれない。

もちろん賞金も魅力だろう。

今季LIVでプレーした香妻陣一朗はLIVの52名中、賞金ランク35位で315万ドル、4億8000万円強を稼ぎ出している。その香妻と親しい浅地洋佑が来季のLIVの出場権を獲得したことは以前にも伝えたが、浅地は「世界のトッププレーヤーと対戦して、自分の力を試せるのが本当に楽しみ」と語っている。ビッグネームにもまれて、どれくらい実力を伸ばせるのか?

PHOTO/Getty Images

※週刊ゴルフダイジェスト2026年1月6&13日合併号「バック9」より

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