タイガー・ウッズ同様昨年50歳になったPGAツアー1勝のトミー・ゲイニーの行動が「新年早々心が癒される」と話題だ。両手にグローブをはめてプレーすることから「Two Glove(ツーグローブ)」の愛称を持つ男は歴代チャンピオンとして出場資格のあるコーンフェリーツアー(以下KFT)の開幕戦バハマ・ゴルフ・クラシックの出場を辞退した。その理由は「ペイフォワード」。日本語でいうところの‘恩送り’だ。
画像: タイガーと同い年、50歳のトミー・ゲイニー(写真/Getty Images)

タイガーと同い年、50歳のトミー・ゲイニー(写真/Getty Images)

2010年KFTで2勝を挙げたゲイニーはその勢いのまま12年のPGAツアー、マグラッドリークラシック(現RSMクラシック)で優勝を飾った。しかしその後は多くのプレーヤーがそうであるように成績は下降線を辿りツアーカードを失った。

そんな彼が久々に輝いたのがスポット参戦した20年のバハマ・ゴルフ・クラシック。優勝を飾った彼は今年も同大会への出場権を持っていた。

しかし先週ゲイニーは大会のトーナメントディレクターに電話をかけ出場を辞退する由を伝えた。

「若い選手に出場機会を与えたい。自分がプレーしていた時代より(出場権を掴むのに)10倍も難しい道を歩んでいる誰かの出場権を奪いたくない」とMonday Q(マンデー予選の情報を伝えるSNS)のライアン・フレンチ氏のインタビューに答えたゲイニー。

賞金総額100万ドル(約1億5千万円)の開幕戦を「決して軽視しているわけではない。自分が出れば厳しい戦いを続けている若手のスポットを奪うことになる。実力的には誰が勝ってもおかしくない。必要なのはチャンスだけだ」と苦労人ならではの発言をおこなった。

普通なら出られる試合を辞退しない。しかし彼はゴルフ界から受けた恩を次の世代に送りたい、というペイフォワード(恩送り)精神の持ち主なのだ。

実は彼、昨年の10月米PGAツアーチャンピオンズのフューリック・アンド・フレンズ・トーナメントでマンデー予選を勝ち抜いて優勝。同ツアー史上最年少V(50歳1カ月23日)記録を打ち立てていた。

26年チャンピオンズツアー出場が決まっていたから気持ちに余裕があったのだろうか? いや出場が決まっていたなら尚更バハマのKFTで肩慣らしをして試合勘を養っておきたかったはず。それを敢えて辞退したのだから純粋に後進に道を譲りたかったのだろう。

ゲイニーが参戦する26年PGAツアーチャンピオンズの開幕戦はハワイのフアラライGCが舞台の三菱電機チャンピオンシップだ。

【動画】T・ゲイニーの信じられないロングパットイーグルは9:47~【PGAツアーチャンピオンズ】

画像: Highlights | Constellation FURYK & FRIENDS | 2025 www.youtube.com

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