
トランプナショナルドラールGCのブルーモンスターコースは7125ヤードで、コースレートは74.5
「私たちはキャデラックの復活を歓迎している。世界的なブランドとのパートナーシップは、PGAツアーそのもので、私たちのスケジュールにおいて伝統的な会場であるトランプナショナルドラールと共に復活する」と語るのはPGAツアーのブライアン・ロラップCEOだ。
キャデラックはゴルフ界にとって馴染みが深い。2011年から16年までWGCキャデラック選手権のスポンサーだったが、何よりアーノルド・パーマーがキャデラックの顔として(フロリダなどでの販売権を持っていた)ゴルフと高級車というイメージを結び付けたからだ。16年にパーマーが他界したことが、キャデラックがスポンサーから降りるきっかけになったのかもしれない。
話題の中心はキャデラックだが、ドラール復活の意味は大きい。ブルーモンスターコースは、16年までオーナーは何度か代替わりしたものの、55年間にわたってPGAツアーの開催コースとなっていた。ただ、1期目の選挙戦におけるトランプ大統領のメキシコ移民などに対する差別発言で、PGAツアー、LPGAがトランプ氏のゴルフコースでは今後トーナメントを開催しないと明言。2012年にトランプ氏がドラールを買収していたため、当然のようにドラールがPGAツアーから外れることになった。
さらに翌17年のWGCが当てつけのようにメキシコで開催されたためにトランプ氏の怒りは倍増したと言われている。ドラールでは過去4年LIVゴルフの試合が行われていたが、PGAツアーが新体制になったことで状況が変わり、トランプ大統領に歩み寄ったということだろう。
※週刊ゴルフダイジェスト2026年1月20日号「バック9」より
