2020年に登場した“カーボンウッド”も今回で5代目。第5世代となるカーボンフェースを搭載したテーラーメイド「Qi4D」はボール初速の向上による飛距離アップのみならず、ミスに強くそして幅広いゴルファーが扱えるように作られていた!
画像1: ついに初速が「ヤバい」領域へ。テーラーメイド「Qi4D」は最新カーボンフェース&充実の調整機能で全ゴルファーの「最大飛距離」を呼び覚ます【ギアプロファイリング】

試打/解説
勝又 崇之プロ

専修大学卒業後の08年プロテストでトップ合格。ギアの造詣が深く、自らの試打データを弾道計測器並みの正確さで予測できる。現在は「GOLF PLACE」でレッスンを行う。

試打方法
【ボール】テーラーメイド「TP5x」
【弾道測定器】「Golf SwingBetter Prizm Pro」

初速も凄いが、スピンの安定性も凄い!

Qiシリーズとしては三代目となる「Qi4Dシリーズ」。今作のラインナップは「コアモデル(スタンダード)」、「MAX」、「LS」、「MAX LITE」の4機種。勝又プロにそれぞれ試打してもらうと、従来のカーボンフェースの常識を覆すデータが飛び出した。

「見てください、このボール初速。ここまで初速が出るクラブは見たことありません。これがカーボンフェースの実力なんですね。チタンフェースのドライバーは、薄いフェースがたわみ、その反発でボールを飛ばします。

しかしカーボンフェースは60層のカーボンシートを組み合わせて作られているので硬くて軽い。インパクトでフェースがたわまずエネルギーロスがない。さらにフェースとボディの比重差が、高いエネルギー伝達効率を生み出すので、初速が速いんです。

5代目になって完成されたように感じます。」と興奮気味に話す勝又プロ。HS48m/s前後の勝又プロのボール初速はコンスタントに70m/sを超えていた。

「コアモデル」は「前作は『MAX』とほぼ同じ丸顔でしたが、今回はガラリと変わってテーラーメイド特有の顔になりました。すっと構えやすいですね。マキロイやシェフラーがすぐにスイッチしたのも納得です。ボール初速が速いだけでなく、ミスにも強い。自分のなかではかなり先に当たったのに、飛距離は落ちないし、スピンも安定。真っすぐしか行きません」と飛距離とミスの強さの両軸を兼ね備えた安定感を評価した。

画像: 〈試打スペック〉:Qi4D(10.5度)×REAX MR50(S)

〈試打スペック〉:Qi4D(10.5度)×REAX MR50(S)

【Qi4D 試打データ】
HS:48.0m/s
飛距離:286.3Y
キャリー:270.1Y
初速:71.5m/s
打ち出し角:13.4度
スピン量:2276rpm
高さ:38.2Y

続いて「MAX」は「コアに比べてヘッドの後方にボリュームがあります。ライ角もアップライトでつかまり顔。実際に打ってみるとヘッドの後ろが重たい感じもしないし、つかまりやすく、とにかくやさしい。コアよりもさらにミスに強い印象です。それでいて飛距離もしっかり出ます。この大きなヘッド形状が気にならない人は使ったほうがいいと思います。

どちらのモデルも左右の打点ブレだけでなく、上下にブレた時のスピンコントロールがすごい。上に当たってもスピンが減りすぎず、下に当たっても増えすぎない。飛距離がほとんど落ちず、真っすぐ飛びます」とミスヒット補正力が備わっていた。

画像: 〈試打スペック〉:Qi4D MAX(10.5度)×REAX HR50(S)

〈試打スペック〉:Qi4D MAX(10.5度)×REAX HR50(S)

【Qi4D MAX試打データ】
HS:48.6m/s
飛距離:284.9Y
キャリー:269.2Y
初速:71.4m/s
打ち出し角:13.1度
スピン量:2412rpm
高さ:38.2Y

低スピン設計の「LS」は「ヘッドのシェイプが他と全然違います。ハイバックっぽくて、“ザ・テーラーメイド”といった感じです。逃げ顔でいい顔しています。ライ角もフラットで手強い感じがあります。でも打ってみると、そこまで難しくない。操作性が高く、低スピンで圧倒的な飛距離が出ます。これは飛びます。ただし、ある程度パワーが必要なのでヘッドスピード45m/sは欲しいですね」

画像: 〈試打スペック〉:Qi4D LS(10.5度)×REAX LR60(S)

〈試打スペック〉:Qi4D LS(10.5度)×REAX LR60(S)

【Qi4D LS試打データ】
HS:49.0m/s
飛距離:296.6Y
キャリー:271.5Y
初速:72.8m/s
打ち出し角:13.6度
スピン量:2021rpm
高さ:32.2Y

軽量モデルの「MAX LITE」は「軽くて振りやすく、スピンも適度に入ります。速くシャープに振れるので、HSが30m/s台後半〜40m/s前半で、振り遅れて右に飛んでしまう人などにいいでしょう。1Wを『MAX LITE』ドライバーにするのなら、FW、UT、できればアイアンまで、他のクラブもすべて『MAX LITE』にしたほうが振り心地が揃います」

画像: 〈試打スペック〉:Qi4D MAX LITE(10.5度)×REAX MR40(S)

〈試打スペック〉:Qi4D MAX LITE(10.5度)×REAX MR40(S)

【Qi4D MAX LITE試打データ】
HS:42.8m/s
飛距離:238.8Y
キャリー:220.8Y
初速:61.1m/s
打ち出し角:14.5度
スピン量:2439rpm
高さ:32.2Y

どのモデルにも共通していたのが“高初速×ミスの強さ”。今シリーズではフェース上下の丸みをより膨らましたことで、上下のミスヒットに強くなっている。またテーラーメイドの特徴であるソール部に埋め込まれた“貫通型スピードポケット”をさらに改良を重ねたことで、スイートエリアの拡大と初速性能がアップした。

画像: フェースのロール(上下方向の丸み)を従来よりもきつくすることで、上下にブレた時のバックスピン量のバラつきを軽減させている

フェースのロール(上下方向の丸み)を従来よりもきつくすることで、上下にブレた時のバックスピン量のバラつきを軽減させている

画像: “貫通型スピードポケット”がさらに進化、エネルギー伝達効果が高くなった第5世代カーボンフェースはスイートエリアが広くなった

“貫通型スピードポケット”がさらに進化、エネルギー伝達効果が高くなった第5世代カーボンフェースはスイートエリアが広くなった

備え付けのウェイトで自分好みにカスタマイズ

今回の「Qi4Dシリーズ」にもソール面に“TASウェイト”が搭載されている。別売りのウェイトと組み合わせることで、自分好みの一本に仕上げることができる。さらに「コアモデル」には純正シャフトが3種類用意されており、「自分に合ったシャフトを選べば、ミート率が上がり、ボールスピードも上がります。再現性も高まり、スコアアップにつながるでしょう。ヘッドとシャフトの組み合わせ、スリーブのポジション、そしてウェイトの組み換えと、より個々に合ったフィッティングが可能なのも『Qi4Dシリーズ』の大きな特徴です」と勝又プロは話す。

画像: 備え付けのウェイトで自分好みにカスタマイズ

シリーズ中で一番幅広くカスタマイズできるのが「コアモデル」になっている。バック側に9g×2、フェース側に4g×2の計4つのウェイトが搭載されており、備え付けのウェイトだけでも4通りのカスタマイズが可能。4通りのウェイト位置と「REAX MR50」(S)で試打を行うと、打球に細かなグラデーションが付いた結果に。

画像2: ついに初速が「ヤバい」領域へ。テーラーメイド「Qi4D」は最新カーボンフェース&充実の調整機能で全ゴルファーの「最大飛距離」を呼び覚ます【ギアプロファイリング】

【試打データ① ヒール側重め】
HS:48.1m/s
飛距離:285.4Y
キャリー:270.5Y
初速:70.8m/s
打ち出し角:14.8度
スピン量:2133rpm
高さ:40.6Y

明らかに球がつかまる安心感がある。出球から左に真っすぐ行く感じ」

画像3: ついに初速が「ヤバい」領域へ。テーラーメイド「Qi4D」は最新カーボンフェース&充実の調整機能で全ゴルファーの「最大飛距離」を呼び覚ます【ギアプロファイリング】

【試打データ② トウ側重め】
HS:47.6m/s
飛距離:278.4Y
キャリー:268.8Y
初速:70.8m/s
打ち出し角:14.8度
スピン量:2824rpm
高さ:45.3Y

「スピン量が増え、打ち出しから右に行く。引っかけやすい人にはいい

画像4: ついに初速が「ヤバい」領域へ。テーラーメイド「Qi4D」は最新カーボンフェース&充実の調整機能で全ゴルファーの「最大飛距離」を呼び覚ます【ギアプロファイリング】

【試打データ③ フェース側重め】
HS:48.3m/s
飛距離:287.9Y
キャリー:271.6Y
初速:71.6m/s
打ち出し角:13.8度
スピン量:2365rpm
高さ:40.0Y

「HSが上がり、思ったよりスピンが入り、球も上がるが難しく感じる

ここまで各モデルのドライバーの性能をひも解いていったが、フェアウェイウッドもそれぞれに個性があり、多くのゴルファーのスコアメイクを助けてくれる特徴が見られた。

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