みんなのゴルフダイジェストの「みんゴルガチギアトラック」は、プロゴルファーの癸生川喜弘と小島慶太による、“ガチ”がコンセプトのシリーズ試打企画。今回は1月19日にリリースされたキャロウェイ「QUANTUM MAX」ドライバーのオフセンターヒット時の許容性や、お勧めしたいゴルファー層を探っていく。

「QUANTUM」のロフトは9.0度、10.5度、12.0度(12.0度はカスタム対応)。試打シャフトはメーカー純正の「ATHLEMAX 50」のSフレックス。メーカー資料によれば「三層構造フェースにより、かつてないほどの圧倒的スピードを手に入れた」とあり、フェース素材のチタンを最大限に薄肉化して反発力を引き出したモデルだ。チタンにポリマー素材(ポリメッシュ)とカーボンファイバーを重ね合わせた業界初の「TRI-FORCEフェース」が、従来よりもはるかに増大した初速と飛距離を実現しているという。

画像: キャロウェイ「QUANTUM MAX(10.5度)」

キャロウェイ「QUANTUM MAX(10.5度)」

小島: 今作のキャロウェイのスタンダードモデルは、この「MAX」のようですね。見た目はどうですか?

癸生川: 顔は少し逃げていて構えやすい。デザインがシンプルになって、さらにカッコよくなったね。

小島: 僕は構えたときに少しアップライトな感じがして、「つかまえてください」という顔に見えます。顔自体はちょっと逃げているから、ライ角を調整すればもっと良くなりそう。

癸生川: 確かにスタンダード設定だけど、少しアップライトに見えるかもしれないね。

小島: フェースのチタンを薄くして飛距離を伸ばすだけでなく、薄くなったことでAI設計による弾道補正効果も向上しているそうです。

癸生川: 純正の「ATHLEMAX 50」のほかに、カスタムシャフトの「TOUR AD FI 5」もあるから、寛容性の検証をした後に試してみよう。

小島: 今回もインドア施設で試打を行うので、データは「GCクワッド」を採用し、ヘッドスピードはいつもと同じ「トラックマン4」を使用していきます。

試打で使うボールはいつも通りタイトリスト「PRO V1」。では試打開始!

42m/s前後でセンターで打ってみる ※ヘッドスピードはトラックマン換算

GCクワッドで計測した際のデータ(センターヒット時)

【GCクワッドのデータ】
クラブスピード●44m/s
ボール初速●65m/s
打ち出し角●10.0度
スピン量●2217rpm
落下角度●29.8度
キャリー●234Y
飛距離●259Y
Hインパクト●5ミリ・ヒール
Vインパクト●7ミリ低

癸生川: 安心感があって振りやすいけれど、思ったよりつかまるね。打った感覚はすごく良いし、右へのミスを消してくれそうな印象。

小島: 純正シャフトでこの初速は悪くないですが、落下角度が30度を下回っているので、もう少し振ってもいいかもしれません。

42m/s前後でトウ側で打ってみる ※ヘッドスピードはトラックマン換算で42m/s前後

GCクワッドで計測した際のデータ(トウヒット時)

【GCクワッドのデータ】
クラブスピード●44m/s
ボール初速●63m/s
打ち出し角●12.5度
スピン量●1980rpm
落下角度●32.3度
キャリー●236Y
飛距離●262Y
Hインパクト●17ミリ・トウ
Vインパクト●3ミリ高

打感や弾道を見ての感想は?

癸生川: トウはさすがに左に行くね。スピン量もかなり減ってしまうけど、当たった場所と弾道が自分のイメージと一致するから、操作性を感じるな。

小島: トウ側の3ミリ高ですが、ほぼ真ん中と捉えて良いと思います。前作の「ELYTE(エリート)」と比べて、寛容性はどうですか?

癸生川: 前作のコアモデルと比べると、トウ側で打った時のスピン量が若干増えているような感じがする。

小島: このスピード帯より遅いプレーヤー層がトウヒットをした場合、スピンが入らな過ぎてドロップしてしまう可能性を限りなく少なくしているという印象ですね。次は、ヒールショットでスピンが増えすぎないか、検証しましょう。

42m/s前後でヒール側で打ってみる ※ヘッドスピードはトラックマン換算

GCクワッドで計測した際のデータ(ヒールヒット時)

【GCクワッドのデータ】
クラブスピード●44m/s
ボール初速●61m/s
打ち出し角●14.1度
スピン量●2660rpm
落下角度●39.9度
キャリー●221Y
飛距離●240Y
Hインパクト●18ミリ・ヒール
Vインパクト●0ミリ

癸生川: 18ミリヒールに当たっても曲がり幅がすごく少ない。スライスしにくいクラブだね。持ち球がフックの人にはつかまり過ぎて怖いと思うかもしれないけど、スライサーに対してはすごく安心して振れるクラブだと思う。

小島: ヒールでもスピン量が極端に増えず、2600回転台で安定しているのは、AIフェースの恩恵でしょう。最後にカスタムシャフトの「TOUR AD FI」で打ってみましょう。

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