
左上から時計回りに「OPTM LS」「OPTM X」「OPTM MAX-D」「OPTM MAX-K」
OPTIMIZE(最適化)を意味するこのドライバー、はこれまでのドライバー設計の常識を覆す、全く新しい指標を持ち込んだという。その指標とは「POI(Product of Inertia=慣性乗数)」だ。
我々が聞き慣れた「MOI(慣性モーメント)」は、ミスヒット時のヘッドのブレにくさを表す数値。一方、今回コブラが着目した「POI」とは、スウィング中のヘッドの「閉じやすさ」や「スクエアへの戻りやすさ」に関わる数値だという。
コブラが出した結論。「低POI=速く振れて、スクエアに戻る」
コブラは、このPOIを極限まで低く(ゼロに近づける)設計を採用した。通常、大型ヘッドになるほど重心距離が長くなり、フェースを返すのが難しくなる(=POIが高くなる)。しかし「OPTM」は、ヒール側にウェイトを配置するなど重心設計を根本から見直し、「大型ヘッドなのにフェースが自然とターンする」という魔法のような挙動を実現した。
これにより、ゴルファーは無理に手を返そうとしなくても、ヘッドが勝手にスクエアに戻ってくれる。結果としてスウィングスピードが上がり、ボール初速もアップするという理屈だ。まさに「トブ快感!クセになる低POI」というキャッチコピー通りの仕掛けだ。
ターゲット別の4モデル展開。注目は「MAX-K」
ラインナップは全4モデル。ゴルファーの悩みやスウィングタイプに合わせて明確にキャラ分けされている。
● OPTM LS(ロースピン)
∟ POIを最小化し、操作性とスピードを極限まで高めたツアーモデル。ハードヒッターが叩いても左に行きづらく、低スピンで強弾道を放てる。
● OPTM X(エックス)
∟ シリーズの中核を担うモデル。低POIによる振りやすさと、適度な寛容性を両立。「とにかく初速を出したい」というゴルファーにはハマるはずだ。
● OPTM MAX-K(マックス ケー)
∟ MOI(慣性モーメント)を9000g・cm²超まで高めた、シリーズ最高の寛容性モデル。低POIの振りやすさはそのままに、ミスへの強さをプラスしている。
● OPTM MAX-D(マックス ディー)
∟ ヒールウェイトを重くしたドローバイアス設計。つかまりを重視し、スライサーの救世主となるモデルだ。
テクノロジーの塊。「H.O.T フェース」も進化
もちろん、コブラ独自のAIフェース「H.O.T フェース」も健在。フェース面を15のエリアに分割し、それぞれの肉厚をAIで最適化。“芯を外しても初速が落ちない”は、今作でもしっかり継承されている。さらに、新素材の採用でヘッド剛性を高め、エネルギー伝達効率を向上させるなど、細部まで抜かりはない。
発売は1月17日
気になる発売日は2026年1月17日(土)。発表からわずか3日後というスピード発売だ。 価格はいずれも9万3500円(税込)から。
「慣性モーメント(MOI)」の次は「慣性乗数(POI)」。コブラが提示したこの新基準が、2026年のドライバー市場にどんな旋風を巻き起こすのか。期待したい。
※2026年1月14日12時15分、一部
