
昨年永眠したジャンボ尾崎(左)とダウンブローを世に知らしめた陳清波(右)
1月14日、台湾出身で日本のゴルフ界で活躍した陳清波が敗血症のため亡くなった。享年93歳。トレードマークはスクエアグリップとダウンブローにハンチング帽。ジーン・サラゼンに「アジアのベン・ホーガン」と評された彼はカナダカップに11大会連続で出場し、引退後は後進の指導に尽力した。
タイガー・ウッズの母クルチダさんがこの世を去ったのも昨年。「母の功績はあまり知られていませんが私の人生を通してずっとそばにいてくれたのは母でした」と息子は最愛の人の死を悼んだ。
ショートゲームのレッスンを世に広めたコーチ、デーブ・ペルツも3月、85歳で人生の幕を閉じた。ベストセラー『ショートゲームバイブル』の著者で、教え子11人がメジャー大会で21勝を挙げている。
全米ゴルフ協会(USGA)主催のアマチュア競技に5度優勝し50歳を過ぎてプロに転向。PGAツアーチャンピオンズ8勝を挙げたジェイ・シーゲルもマスターズの翌週に永眠。享年81歳だった。
ゴッドハンド伝説を持つ日本一のクラブ職人・三浦勝弘氏の訃報は海外でも広く取り上げられた。「ミウラが手がけた鍛造アイアンは神秘的な打感で日本のメディアからは『神の手を持つ男』と評されている」と紹介した米メディアも。
102年の歴史を誇るUSGA初の女性会長を務めたジュディ・ベルが89歳で亡くなったのは11月。会長在任中にジュニアや障害のあるゴルファー、マイノリティ層にゴルフを普及。幅広いプログラムに6500万ドル(約100億円)以上を寄付し、マイケル・ワン現USGACEOは「リーダーを超えたリーダー」と称賛した。
初出場でマスターズを制しメジャー2勝のファジー・ゼラーは収穫感謝祭の日に心臓発作で他界。74歳の早すぎる死。
そして12月23日、我らがジャンボ尾崎が永眠。数々の偉業を成し遂げたレジェンドたち。ゴルファーの心にはずっと存在し続けるだろう。
※週刊ゴルフダイジェスト2026年1月27日号「バック9」より
