コブラから2025年発売された「ダークスピード アダプトシリーズ」はスリーブ機構を一新し、33通りの弾道調節機能を実現したことで話題になりました。幅広いセルフィッティング機能はそのままに、新たに「オプティムシリーズ」が誕生。シリーズ共通コンセプトは“曲がり幅の抑制”。ヘッドに発生する複数方向のブレを抑えたことで、より正確性が増したドライバーに仕上がっています。今回は4機種の中から「MAX-D」をピックアップし、クラブ設計家の松尾好員氏と共に分析した。※基準ロフト角は10.5度です。

強烈なハイドローで飛ばせる

ここからは実測データをもとに凄腕シングルでもある松尾氏にクラブ分析と試打レポートをしてもらいます。試打及び計測ヘッドが10.5度、シャフトは「AIR SPEEDER for cobra」(フレックスS)です。掲載数値はすべて実測値となります。

ヘッド体積が大きく安心感がある

クラブ長さが45.13インチと標準的ですが、クラブ重量が288.7グラムと軽く、スウィングウェイトがC7.3と非常に小さいです。その結果、クラブの振りやすさの目安となる、クラブ全体の慣性モーメントが278万g・cm²と小さくなり、計測数値のみで推察するとドライバーのヘッドスピードが、37〜38m/sくらいのゴルファーにとってタイミング良く振りやすくなっています。

ヘッド形状はコブラらしい横幅が広い三角形型ですが、今回は時計で言うところの4時〜5時方向の張り出し感が、これまでよりも大きくなっています。さらに米国モデルには少ないフックフェースと超アップライトなライ角、グースネック風の組み合わせで、ボールをつかまえてくれるイメージが強く伝わってきます。

コブラらしい三角形型の形状は健在

実際に試打したところ、アドレスではボールをつかまえてくれそうな形状と、フックフェースでドロー系弾道のイメージが湧きます。さらに小さなFP値(フェースプログレッション)でボールをつかまえ、バルジの少ない平らなフェース面で、右方向へ飛び出しにくいイメージも出ています。

試打シャフトは非常に軟らかい設定なので、ヘッドスピードが37m/s前後のゴルファーが振りやすくなっています。

フェース面上の重心がかなりヒール寄りに設定されていることで、非常に強いドローバイアスが入っています。ドロー系で飛ばしやすい反面、フェード系に打つことは難しいです。

画像: 強いドローバイアスでつかまり性能は申し分ないが、逆のフェード系を打つことは難しい

強いドローバイアスでつかまり性能は申し分ないが、逆のフェード系を打つことは難しい

操作性を判断できるヘッドのネック軸回りの慣性モーメントが、前作(9945g・cm²/非常に大きい)よりもかなり小さくなったことで、それなりに操作できそうです。そしてスピンが適度に入り、ドロップしにくい性能になっています。

※週刊ゴルフダイジェスト2026年2月10日号より

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