米カリフォルニア州サンディエゴのトリーパインズGCで開催された26年シーズン第3戦「ファーマーズ・インシュランス・オープン」で最終日最終組を回った久常涼がキャリアベストの2位タイに食い込んだ。最終ホールでは池に向かって打つ難しい3メートルのパットをジャストタッチで流し込みバーディフィニッシュ。初日から独走状態だったジャスティン・ローズには大差をつけられたが、4日間60台をマークし通算16アンダーで準優勝。1億1千万円を超える賞金を獲得した。
画像: 自己ベストの2位タイに入った久常涼(PHOTO/Getty Images)

自己ベストの2位タイに入った久常涼(PHOTO/Getty Images)

ヨーロッパからPGAツアーに昇格して3年目。開幕戦のソニーオープン・イン・ハワイで予選落ちを喫し、前週のジ・アメリカン・エキスプレスで予選を突破すると「ようやく開幕しました」と語った久常が3戦目で気を吐いた。

持ち前のショットに加えパットも冴え大会を通してストロークゲインド(SG)パッティング+4.068(7位)、SG:トータル1位タイと数字的にも満点。

最終日は16番(パー3)のティーショットを左のバンカーに入れボギー。続く17番(パー4)では果敢にバーディを狙ったパットがカップをオーバーし、1メートル強の返しも外して連続ボギーとした。しかし、最終18番で見事バーディを奪い返し、24年ウィンダム選手権の3位タイを上回る自己最高位でフィニッシュした。

昨シーズンは終盤苦しみポイントランクはズルズルと後退。フォールシリーズで活躍した金谷拓実にスポットライトを譲ったが今年は本来のゴルフを取り戻しつつある。

次週の「WMフェニックス・オープン」終了時点で4大会の累計ポイント上位5人(スウィング5)にシグネチャーイベント2試合(AT&Tペブルビーチ・プロアマ&ジェネシス招待)の出場権が与えられる。久常にとって次週の結果次第で高額大会出場のチャンスがめぐってくる。

3日目を終え9位タイにつけていた松山英樹は2つスコアを伸ばしたもののトップ10入りならず。

「後半はショットが乱れたけれどオーバーパーにならず良かったです。1個でも(パットが)入ってくれても良かったのに(笑)」と11位タイにも明るい表情を見せた。

大会前はツアー復帰のブルックス・ケプカ(パットの不調で56位タイ)に注目が集まったが、主役はなんといっても45歳のベテラン、ジャスティン・ローズだった。 4日間単独トップの座を守り続け、タイガー・ウッズらが持っていた通算22アンダーの大会記録を更新。2位に7打差をつける通算23アンダーで圧勝した。

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この大会での初日から首位を譲らない完全優勝は、1955年のトミー・ボルト以来、実に71年ぶりの快挙だ。

決勝ラウンドを一緒に回ったジョエル・ダーメンは「これだけのキャリアを築き上げてきたにも関わらず、未だ衰えないローズの情熱は本当に凄い。望むものすべてを手に入れてなお努力を続け練習に時間を費やし続けている。本当に頭が下がる」と脱帽した。


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