
追放処分となったドハティの一部始終の行動がXで配信された
本大会はギャラリー全員が真剣に試合を観戦しているわけではない。会場にはバーカウンターが軒を連ねバカ騒ぎする輩も。そんななか、いたずら動画の配信者として知られるジャック・ドハティがマッケンジー・ヒューズにある事を仕掛けた。18番の2打目を打つ際に「バックスウィングの途中でジャッカス(バカ)と叫んだ人に100ドル払う」。すると近くにいた人物がヒューズのバックスウィング中に「ジャッカス」と叫んだのだ。
幸い素振りだったためヒューズは冷静に打球動作を中断。彼のキャディが観客席に近づき警備員に申告。ドハティと叫んだ人物を特定し会場から退場させた。
その後PGAツアー側はドハティに対して今後すべての試合への出入りを禁止、他のイベントに参加を試みた場合は不法侵入で訴追すると通告した。
被害を受けたヒューズは「この大会ではこういうことが起きます。大したことじゃありません」と大人の対応。
一方、ドハティは非難の集中砲火を浴び「無害ないたずら」だったと強調。その後動画を撮影しアップしたのだが、批判した人々に対し「大人になれ」と忠告。当然ながら火に油を注ぐ結果になった。
これはドハティの仕業か定かではないが、松山英樹も被害を受けた選手のひとり。最終18番でパットを打つときにギャラリーから声が飛んだ。結局このホールをボギーとしゴッタラップとプレーオフへ。その後もティーショットを打つ直前にギャラリーから声が上がり、打ちかけていた松山はスウィングを中断。仕切り直して打つこととなった。結果松山はプレーオフで敗れ2位でフィニッシュした。「18番でミスしてしまって、最後はね、クリスがいいパットを入れたんで、本当に素晴らしい優勝かなと思います」とゴッタラップを称えていた。
WMフェニックスオープンは「世界一騒がしいトーナメント」と言われているが、マナーに関しては以前から問題になっていた。
※週刊ゴルフダイジェスト26年3月3・10日合併号「バック9」より



