「自分の技術を向上させるためにもアメリカで頑張りたい」

米女子ツアー4年目に挑む西村優菜
米女子ツアーに参戦し、2025年シーズンが3年目だった西村優菜。
シーズンを振り返り「優勝を目指してプレーしましたが、序盤はショットの悪さに悩み、なかなか難しかったんです。でも後半からはいいゴルフができてきたんじゃないかと思います」。
2月のファウンダーズカップから参戦し、3月には日本女子ツアーのVポイント×SMBCレディスでもプレーしたものの、2・3月の6試合で予選通過は2試合のみ。 米女子ツアーでの最高位は11月のアニカドリブンの23位タイだった。
それでもアメリカという舞台にこだわる理由を「プロ生活の最終的な目標が海外のメジャーで勝つことなので、それを達成したいから」と説明しつつ「あと、シンプルにゴルフが上手くなりたいという気持ちがある」と言う。

週替わりでまったく違う“顔”を見せるコースと向き合う難しさを痛感したという西村
そして、日米両ツアーの違いについて「コースの違い」を挙げた。
「毎週毎週違ったコースの“顔”があり、その都度ショットやアプローチの技術が(多彩に)求められるんです」と技術面でのタフさを語り、さらに「雰囲気の違いもあります。日本ではギャラリーの皆さんが会場にたくさんいてくれて、それを自分の力に変えられるのが魅力。一方、アメリカでは(自分のプレーを見てくれているのが)母とマネジャーさん2人だけということもあります(笑)」と、アメリカでプレーして改めて日本のファンのありがたさを実感したという。
「自分の理想はアメリカツアーでメジャー優勝して日本に帰ってきてプレーすること。でも、ゴルフは甘くないということももちろん感じていて、自分の技術を向上させるためにもアメリカで今は頑張りたい」。

キャディと西村優菜
特に苦労している点として「やはり求められるショットが多いんです。普段、自分はドローヒッターですけど、カットボールを打たなきゃいけないシチュエーション、また、高く打たなければならないシチュエーションも多い。そうすると“自分のベース”を見つけるのも難しくなってしまったり……」。
それでもQシリーズ(予選会)で薄氷の通過を果たした。 「ファンの皆さんを本当にドキドキさせてしまったと思うんですけど、私自身、今までの試合で一番緊張したんじゃないかと思うぐらいで……。
もうあの場には行きたくない。最終的にはギリギリではあったんですけど、今年のあの状況から出場権を得られて、それは本当に良かったと思います」。
PHOTO/Yujiro Kawatani、Tadashi Anezaki
※週刊ゴルフダイジェスト3月3・10日合併号「米参戦4年目の“勝負の年”」より
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後編では、動作解析によって判明した「上半身が強すぎる」という自らの課題、それを克服するために取り組んだパワー系トレーニングへの転換といった肉体改造の裏側を詳しく紹介。また、気分転換になったというキャロウェイ本社訪問での体験や、日常生活を支える大好きなコーヒーへのこだわり、そして日本に帰ったら必ず食べるという勝負メシの話題など、アメリカ生活の舞台裏にも迫っている。さらなる飛躍を誓う西村優菜の詳細は、週刊ゴルフダイジェスト3月3・10日合併号、Myゴルフダイジェストにて掲載中!
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