正しくハーフスウィングするためのポイントとは?
みなさんこんにちは。ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。練習の定番の一つに「ハーフスウィング」というのがあります。プロもよくやっている練習なので、かなり効果のある練習ということになるんでしょう。月刊ゴルフダイジェスト4月号の連載「練習場浦メニュー」に正しいハーフスウィングのやり方が載っていました。一体どういう意識でやるのが正しいのか試してみました。

月刊ゴルフダイジェスト2026年4月号で特集されていた「正しいハーフスウィングのやり方」を実践!
浦大輔コーチによると、ハーフスウィングはスウィング作りの”鉄板”だということです。振り幅を抑えたコンパクトなスウィングの中に全ての基本が詰まっているし、フルショットよりも細部に意識が及びやすく、動きのチェックもしやすいということ。特に「手打ち」と呼ばれる人や、スウィングの形が悪い人には有効な練習だと言っています。これはまさに僕向けの練習じゃないですか。
しかしですよ、漫然としたハーフスウィング”もどき”ではスウィングは良くならないし、時間のムダと言っています。それどころか手打ちが悪化したり、飛ばなくなったりすることもあるということ。これは怖いっすね。
では、ハーフスウィング練習では何が大切なのでしょうか? それは「分析」だと言います。出たミスに対して何が起こっているかを分析し、どこに原因があるかを突き止めて改善しながら練習することが大事なんだそうです。
そしてもうひとつ大事なことが「ハーフスウィングは距離をハーフにする練習」ということ。振り幅を半分にするのではなく、距離を半分にすることが大事ということ。確かにハーフスウィングと言いながらも、結局はスリークウォーターくらいのスウィングになりがちだもんね。僕は7番のキャリー距離が約150ヤードなので、75ヤードキャリーの球を打つというのが正しいハーフスウィングなんですね。

(左)自分としてはこのくらいのトップのつもりが(右)実際にはこのくらいになっていることが多い
この正しいハーフスウィングをやって、球が右や左に出たり、打点がどうなっているのかという問題点と、その原因を細かく分析しながら練習することが大事ということなんですね。ただ、悪いショットが出た理由を正しく理解できていないと、修正も的外れになって迷宮に迷い込みます。なので、本当はちゃんとコーチに見てもらうのがいいのですよね。しかしそういうわけにもいかない人は振り幅については第三者にチェックしてもらうか、動画を撮ってチェックしましょうということです。
ハーフスウィングをする時の動きのポイントとしては、下半身の運動量を落とさないこと。フィニッシュではおへそがターゲットを向くまで回っていないとダメだそうです。

(左)しっかりとおへそがターゲットに向くくらいに回らないとダメ。体重が右足に残ってもダメ。(右)左足一本でバランスよく立てるフィニッシュを目指す
早速やってみましたが、距離を半分にするというのが思ったよりも難しいです。動画も撮ってみたのですが、やはり自分のハーフスウィングのイメージだと7~8割も振ってしまっていました。これでは7番で100ヤード以上飛んでしまいます。自分の感覚だと3割スウィングくらいで、ちょうど距離が半分になる感じですね。
距離を半分くらいにする感覚は分かってきましたが、意外とミスショットが多い。僕のミスの傾向はハーフトップと右方向に出てしまう球ですね。原因はまず緩んでしまうことがひとつありそうです。飛ばしてはいけないということで、インパクトで緩んじゃう。やはり小さいスウィングでもしっかりと締まった動きをして、フィニッシュもビシッと決めないとダメなんですね。
そして動画を見てみると、手元や上体がインパクトの時に浮いてしまっているというのもありそうです。そのためにハーフトップになったり、フェースが開いて右に飛び出しているんじゃないかと。これはフルショットの時にも割とあるミスの傾向なので、やはりハーフスウィングでもその傾向が出ちゃうんですね。これをしっかりとハーフスウィングで修正できれば、フルスウィングの時にもミスが減りそうに思います。

動画に撮ってみると、やはりトップが自分で思っているよりも大きいし、インパクトで手元が浮いている感じがしました
今回、浦コーチの言う正しいハーフスィングのやり方を試しましたが、これはちょっと目から鱗でした。なんとなくハーフスウィングをただやっていたら勝手にいいスウィングになるもんだと思っていたのですが、大間違いなんですね。しかもハーフスウィングだと思っていたのも、実際はスリークウォータースウィングになっていたし。やはり練習っていうのは、正しいやり方を知っていないと意味がないということを思い知りました。皆さんもぜひ正しいハーフスウィング練習を試してみてください。


