2026年国内女子ツアー開幕戦「第39回ダイキンオーキッドレディス」(3月5~8日・琉球GC)の練習日、歴代覇者の小祝さくらが手首痛による戦線離脱を経て、「元気です!」と実戦の舞台へ戻ってきた。
画像: 開幕戦からツアー復帰する小祝さくら

開幕戦からツアー復帰する小祝さくら

「開幕に間に合うか微妙だったので、間に合って本当に良かったです。でも油断はできないので、再発しないように、しっかりケアだったりいろいろ見ながら、様子を見てやっていきたいなって感じです」

故障から手術を経て、初めてクラブを握ったのは12月の室内練習だった。1月のハワイ合宿でようやく芝の上からボールを打つ段階へと進んだ。現在の自身の状態を、小祝は「70%」と評価する。

「最初は30%くらいだったんですけど、今は70%ぐらい。ハワイではアマチュアのように右につかまらない球とか多かったんですけど、手をちょっと返すのが怖かったりとかあって、最初はそういう感じでやっていました。今は日に日に良くなってはきています」

技術面では、ブランクによる飛距離の低下やそれに伴う縦の微妙な距離感に狂いがあるという。  

「距離はまだ元には戻っていなくて、今は(ドライバーで)マイナス5ヤードくらい。最初は20ヤードくらい落ちていました。今は、実際どれくらい飛んでいるんだろうと思いながら打っているので、100ヤードぐらいの距離感とかもまだ曖昧なところがあります。練習ラウンドでもアンダーで回れる時もあれば、5オーバーくらい叩く時もありました」

琉球GC特有の芝質に対しても、痛めた左手首に注意を払っている。

「やっぱり痛みはないけど、再発するかなという怖さはあります。朝の打ち始めとか。あとはラフですね。今週は特にティフトン芝にスポッと入った時、ちょっと怖いなと思います。スウィング自体は変えていません。今は狙った球が出るか、ライン出しですね。そこを一番重視してやっています」

約8カ月にわたる離脱期間。ゴルフから完全に離れた時間は、彼女の精神面に意外な変化をもたらした。  

「最初は想像以上に練習したいという気持ちがなくて。意外とこんなにもやりたくならないものだな、と思ったぐらいだったんですけど、休んで1カ月後ぐらいにやっと、ちょっとゴルフをやりたいなという気持ちになったんです」

今季のテーマに「初心」を掲げる。開幕戦の目標を問われると、過度な期待は持たないと話す。

「今週の目標はとくになくて、まずはベストなゴルフができたらいいです。シーズン全体では優勝を目標に頑張りたいなと思ってます。毎年、1年に1回は勝って、つねに出るからには優勝と言えるようにしたい。そこは変わらず、ゴルフができることに感謝しながらプレーしたいです」

完全復活へは、まだ「7割」かもしれない。しかし、開幕戦のティーイングエリアに立ったときに、またトップ選手の気持ちに変化が生まれるかもしれない。

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