ゴルフの上達を目指すゴルファーにとって役立つ情報を発信する「みんゴル・ゴルファー応援隊」。その隊長に就任したシングルプレーヤー・マツケンが上達のヒントになることを紹介。今回は「ユーティリティクラブの考え方」がテーマです。
画像: ユーティリティを14本にどう組み込むか、考えてみた(写真はイメージ)

ユーティリティを14本にどう組み込むか、考えてみた(写真はイメージ)

クラブに何を求めるか、が大切

ウッドクラブとアイアンの中間に位置する「ユーティリティ」というクラブ。一口にユーティリティといってもツアー仕様のアイアン型からロフト30度以上のショートアイアンに近いものまで実に様々です。

その中から、自分の好みやプレースタイルに合わせてどんなタイプをチョイスして自分のクラブセットに組み込んでいくのか。これは現代のゴルファーにとってはかなり重要なポイントと言えます。

元々ユーティリティクラブというカテゴリーのクラブは、ロングアイアンの代わりになるものとして生まれました。今ではなかなか見かけなくなった2番アイアン、3番アイアンといったロングアイアンは、ロフトが少ないためボールが上がりにくく、ヘッドサイズも小さいのでスイートエリアが狭く、ナイスショットの確率も低い、難しいクラブの代表格でした。

この難しいクラブに替わるお助けクラブとして開発されたのが、ユーティリティ。初期のクラブは今でいうアイアン型。ロングアイアンのソール幅を広くし、ヘッドサイズは少しだけ大きく、確かに当時は画期的なクラブでした。

元々、ロングアイアンの代用として作られたため、当時のゴルファーはユーティリティクラブを見ると、「何番アイアンくらい飛ぶの?」と聞いたものでした。その名残は未だに残っているようで、ユーティリティを選ぶ時の基準は、やっぱり、「○○番アイアンはもうシンドイからユーティリティにしよう」というゴルファーがまだまだ多いようです。

前置きが長くなりましたが、アイアンからの流れで選ばれてきたユーティリティクラブ、最近では7番ウッドや9番、11番など、ウッドクラブにもユーティリティ的な立ち位置のクラブも増えてきました。この2つのタイプをどうチョイスし、長いほうのウッド系の番手からユーティリティへの繋げ方をどうするか。この辺を考えていきたいと思います。

ショートウッドとユーティリティ、それぞれの大まかな特徴というと、

●クラブの長さ

ショートウッド→長い

ユーティリティ→短い

●ヘッドの大きさ(重心深度)

ショートウッド→ 大きい

ユーティリティ→ 小さい

こうなります。ということは同じロフト角でもショートウッドのほうがボールは上がりやすい、ただ長さがあるため、ミートしやすいのはユーティリティ、という事になります。実際にラウンドした時にどういう違いが出るか、同じロフトのクラブで比較すると、

①傾斜やラフからの汎用性はユーティリティ

②高さを出したい時や、グリーン上にボールを止めたいならショートウッド

③風の影響を抑えたいならユーティリティ

この3つのポイントを押さえておけば、およそ自分にとって必要なクラブがわかってくるのではないでしょうか?

たとえば、スピン量が多いタイプにはウッド系ではなく、ユーティリティ、なかなか高いボールが出ないなら9番ウッドのようなロフトの多いショートウッドを入れてみるとよいと思います。

私自身のセッティングを例に挙げると、アイアンは7番から。ユーティリティは、4、5、6の3本使い、ウッドも3、5、7の3本というラインナップです。私がこのセッティングで困ったのは「低いボールを打てるクラブがない」ということです。

どのクラブもやさしく、ボールが上がりやすいとなると、林の中から低く出したい時や、向かい風の時に低く抑えて打つことが難しくなってしまうのです。考えた末の結論は4Uを敢えてボールの上がりにくいツアーモデルにすることでした。

しかも7番ウッド21度に続く4Uは1度しか変わらない22度。でもクラブの特性から無風ではしっかりワンクラブ分の飛距離差が出ます。そして向かい風の時は4Uの方が風に負けないボールが打てます。ヘッドサイズがコンパクトなため、林から低く出したい時にも重宝します。

私自身はこんな風にショートウッドとユーティリティを繋げています。ゴルフは14本のクラブを自由に選べる競技です。自分のプレーを助けてくれるクラブという味方を少しでもパワーアップするために。ウッド&ユーティリティの繋がりについて参考にしていただけたら幸いです。


This article is a sponsored article by
''.