
タイガー率いるジュピターが劇的VのTGL(PHOTO/Getty Images)
会場のSoFiセンターにはタイガーと交際中のバネッサ・トランプさん(トランプJrの元妻)と、大統領の孫娘カイさんが応援に訪れ華やかな雰囲気に盛り上げるなか、ザ・ベイGCとの対戦はジュピターが劣勢に立たされていた。
プレーオフ進出には是が非でも勝たなければならない状況で、キムは14番138ヤードのパー3でエースを達成。これにはノンプレーイングキャプテンのタイガーも全身で喜びを表現し会場の盛り上がりは最高潮に達した。貴重なエースで5対6から7対6に逆転したジュピターは、最終的に9対6で勝利を収めてプレーオフ進出を果たした。
まさに筋書きのないドラマ、と言いたいところだが、ネット上では「あまりに都合がよすぎる」と懐疑的な声が広がった。懐疑論者たちは「シミュレーターベースのリーグでは不正操作が横行しやすい」と主張し「タイガー率いるチームを勝ち上がらせるための脚本やプログラミングがあるはず」という投稿や、「まさに“本物のゴルフ”。まるで選挙のやり方みたいだ」と皮肉るコメントも。
過去に不正操作されたゲーム番組があったため「脚本通りにことが進んだ」と語る評論家たち。バーチャルコースやリアルタイムデータを備えたテクノロジー主導のフォーマットでは「このような“奇跡”が疑わしいほど簡単に作り出せる」と主張。あるファンは「つまりこれほどエンターテインメント性を高めるための操作が容易なゲームはないのではないか」とコメントした。
TGLの関係者や選手たちは、このバーチャル技術は公正でショットは純粋に各選手のスキルによるものだと主張している。不正操作はないと信じたいしタイガーに対する忖度もないと信じたいが、劇的な逆転劇から派生した論争がネットを賑わしているのも事実だ。
※週刊ゴルフダイジェスト2026年3月31日号「バック9」より
