PGAツアーのアーノルド・パーマー招待 by マスターカードはダニエル・バーガーが初日から終始トーナメントをリードしたものの、土壇場でアクシャイ・バティアに並ばれプレーオフで敗戦。5年ぶりの優勝はお預けになったが全英オープンの出場権を獲得した。
画像: ダニエル・バーガーはPGAツアー4勝の32歳。父はプロテニスプレーヤー

ダニエル・バーガーはPGAツアー4勝の32歳。父はプロテニスプレーヤー

実は、彼は昨年8月のBMW選手権で右手の薬指を骨折していた。今回だけでなくこれまで数々の挫折を経験し、22年の全米オープンから24年シーズン開幕まで腰痛のリハビリに専念するため1年半ツアーを欠場。その時は手術を回避したが手首や親指のケガにも悩まされてきた。

昨年の指の骨折は「4、5週間で治ると思ったのに3カ月かかってしまった」と長期間クラブを握れず、医師からは「通常の状態に戻るまで半年から1年かかる」と宣告された。それでもバーガーは生来のポジティブ精神で「人生にはいろいろなことが起こります。それを受け入れて対処していくしかない」と考え「ただ気持ちを解放して楽しもう。結果を考えず自分のプレーを貫こう」と思いながらベイヒルクラブ&ロッジの難コースに挑んだという。そして完全優勝まであと一歩と迫った。

プレーオフではティーショットを左のラフに打ち込み敗れたが「自分のプレーを誇りに思います。思い通りにはいかなかったけれどポジティブな面がたくさんあり、学んだことも多かった。勝つのは難しい。ほんのちょっとの差だったと思います」。有資格者を除く上位1名に与えられる全英オープンの出場権を獲得し「人生でベストに近いプレーができたのでメジャーでも頑張ります」。

もうひとりケガを乗り越えシグネチャーイベントで輝いたのがサヒス・ティーガラだ。最終日ベストの66をマークし、今季3度目のトップ10入りを決めた。昨シーズンは春先に腹斜筋を痛め首痛を併発。一昨年3位だったポイントランクは147位まで落ち込み再起を誓った今年、序盤ですでに昨年の賞金の2倍近い2億6000万円余りを稼ぎ出した。2勝目をつかむ日も近い!?

※週刊ゴルフダイジェスト2026年3月31日号「バック9」より


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