初日から首位を走ったイム・ソンジェと45歳ながら優勝戦戦に浮上したブラント・スネデカーの最終組がスコアを落としたことで混戦模様となった最終日。3打差の4位からスタートしたフィッツパトリックがミスを最小限に抑える安定したゴルフでノーボギーの「68」をマーク。通算11アンダーで3年ぶりに栄冠に輝いた。
「一日中フラストレーションが溜まっていました。でも15番(パー3)で長いパット(10メートル弱)が入ってくれて、18番のクラッチパットを沈めて優勝を決められて最高の気分です」
最終ホールのバーディパットは4メートル。まさに先週ザ・プレーヤーズ選手権の18番で外し、優勝を逃したのと同じ距離。しかし今回は安定したストロークで真ん中からバーディを決め、初優勝を目指したデビッド・リプスキーを1打差で撃破した。

バルスパー選手権を制したマシュー・フィッツパトリック(写真/Getty Images)
過去11回出場しているこの大会で18番のバーディは自身初。パンチを入れて打ち過ぎるクセを直している最中の彼は4メートルをジャストタッチで沈めガッツポーズを繰り出した。
22年の全米オープンで勝ってすでにメジャー制覇は経験済み。しかし「もっともっと勝ちたい。ここで優勝するのはすごく大変だけれど勝利を積み重ねたい。今年は調子が良いので来週から2週間休んでマスターズに備えます」。
フロリダシリーズは今大会で幕を閉じたが4試合とも予測不能な展開だった。1戦目のコグニザントクラシックでは全英覇者のシェーン・ローリーが終盤まさかの大崩れでニコ・エチャバリアが優勝。2戦目のアーノルド・パーマー招待ではアクシャイ・バティアがサンデーバック9で5打差を引っくり返す大逆転優勝。
3戦目のザ・プレーヤーズ選手権では先頭を走っていたラドビッグ・アバーグが池ポチャ2発で撃沈。ヤングがフィッツパトリックを最終ホールで下しトロフィーを掲げた。
波乱万丈が続いた4試合目は前週からの好調を維持したフィッツパトリックの勝利で幕を閉じ、「一番大きかったのは自分のプレーに手応えを感じられたこと。4ラウンドを通していいと思えたのが収穫です。早く家族と喜びを分かち合いたい」。
最終日「65」の好プレーで前日から21ランクアップの4位タイに食い込んだザンダー・シャウフェレが先週の3位に続くトップ5入り。メジャー2勝を挙げ好調だった24年の雰囲気を取り戻している。
日本勢は久常涼が30位タイ、平田憲聖と金谷拓実が46位タイに終わった。
【動画】バルスパー選手権最終日のハイライトをチェック【PGAツアー公式YouTube】
PGA TOUR Highlights | Round 4 | Valspar Championship | 2026
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