
コリン・モリカワは2ホール目にティーショットの素振りで腰に違和感を覚え棄権した
「ウォーミングアップでは問題なかったのに11番(2ホール目)のティーで素振りをした途端腰をやられてしまった」と無念の棄権。前週のアーノルド・パーマー招待byマスターカードでは、ローリー・マキロイがやはり背中や腰のけいれんで第3ラウンドの途中で棄権したばかり。連覇がかかったザ・プレーヤーズ選手権の出場が危ぶまれたが、ぶっつけ本番で挑み46位タイに終わった。
ゴルフにケガはつきものだが、ここ一年スター選手のケガが目立つ。ジャスティン・トーマスは椎間板の手術を受けて今季復帰。ザンダー・シャウフェレは肋間筋損傷、サヒス・ティーガラは腹斜筋、ビリー・ホーシェルは股関節などなど……。
実は彼らの共通点は室内ゴルフリーグTGLのメンバーだということ。
米ゴルフダイジェスト誌の記者、コールマン・ベントレー氏によると、SNSやファンの間では屋内アリーナで仮想コースを投影したTGLでは「スウィングスピードを最大限に上げなければならないため、振り過ぎによって体の負担が増えたのがケガ人続出の原因では?」という意見がメディア内で飛び交ったという。
実際タイガー・ウッズ率いるジュピターリンクスGCのマックス・ホーマは言う。「TGLでは試合より強くボールを打たなければならない。屋外とは違ってボールスピード(を競う)ゲームだから」。評論家も「シミュレーションゴルフで成功するには純粋なパワーと最大限のスピードが求められる」と解説する。
もちろん反論する声も。アトランタ・ドライブGC所属で股関節の手術を受けたホーシェルは、ケガとTGLを関連付ける投稿に「やめてくれ! 僕や他の選手たちのケガはTGLと一切関係ない」と断固否定している。
どちらにせよマスターズ直前、ファンの本音は「ケガで棄権や欠場する選手がこれ以上増えないでほしい」に尽きる。
※週刊ゴルフダイジェスト2026年4月14日号「バック9」より
