LIVゴルフのエース、ジョン・ラームの世界ランキング(OWGR)が急上昇している。
画像: LIVゴルフのエース、ジョン・ラーム

LIVゴルフのエース、ジョン・ラーム

元世界ナンバーワンの彼は、LIVのイベントが世界ランクに反映されなかったため26年シーズンを97位でスタートさせた。しかし今年初めに、PGAツアーが独占禁止法問題をめぐる司法省による調査など圧力を受けたり、その件にトランプ大統領が関与したと報じられたことや、LIVゴルフが4日間競技に変更されたことを受けて状況が一変。OWGR理事会が26年からLIVを承認した。

現時点では各大会のトップ10(タイを含む)にのみポイントが付与される限定的なものだが、ラームはその恩恵を最大限に生かした。開幕戦のリヤド大会で2位に入り、13.36ポイントを獲得して97位から67位に浮上。続くアデレード大会でも2位に入り54位へ。そして香港大会で優勝すると23.01ポイントを獲得し36位へ。OWGRトップ50入りし、すべてのメジャーへの出場権を獲得した。シンガポール大会では5位に終わったが3月18日時点の世界ランクは34位。翌週には南アフリカでブライソンデシャンボーにプレーオフ負けしたものの2位で、さらに28位までランクアップ。わずか5試合で世界的地位を回復したのだ。

米ゴルフダイジェスト誌によると、実はこうした現象が起きることを懸念していたのがPGAツアーだという。LIVのエリートゴルファーが新しいポイント制度に基づき主要大会への出場権を獲得する状況はLIV移籍組にペナルティを科してきたツアーの制裁的色合いが薄れてしまう。

しかしLIV移籍後も一貫して好プレーを続けながら何年もOWGRで上位に入れなかったラームサイドからいわせればランキング浮上は当然の権利。多くのファンもメジャーの舞台でスコッティ・シェフラーやローリー・マキロイと優勝争いをするラームを見たいだろう。

ちなみにLIV勢のOWGRは27位のティレル・ハットンが最高位、33位にブライソン・デシャンボーがつけ34位にラーム。トップ50は4人だが純粋にLIVの試合によってランキングを上げているのはラームだけだ。元LIVのパトリック・リードは23位に位置している。

※週刊ゴルフダイジェスト2026年4月7日号「バック9」より※一部加筆修正しています


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