劇的逆転優勝したキャメロン・ヤング
“第5のメジャー”と呼ばれるPGAツアーのフラッグシップ大会、ザ・プレーヤーズ選手権。2日目にコースレコードにあと1打と迫る「63」を叩き出し単独首位に浮上したラドビッグ・アバーグが、3日目も首位を守り後続に3打差をつけ最終日最終組でスタート。2番でバーディを奪い、リードを広げたものの、その後は3ボギー、1ダブルボギーと崩れ、5位タイに終わった。
優勝争いを繰り広げたのは最終組のひとつ前で回ったキャメロン・ヤングとマット・フィッツパトリック。15番までにスコアを5つ伸ばし単独首位に立ったフィッツパトリックに、名物ホールの池に囲まれたアイランドグリーンの17番パー3でバーディを奪って追い付いたヤング。最終ホールを首位タイで迎えた2人の明暗を分けたのはティーショットだった。左サイドが大きな池に面しており、三日月のように左に大きく曲がったフェアウェイを持つ18番ホール。前日の第3ラウンドでは、ティーショットを池に入れダブルボギーを叩いていたヤングだったが、彼が放ったティーショットはキャリー344ヤードという規格外のドローボールでフェアウェイをとらえトータル375ヤードを記録。ショットデータを収集する「ショットリンク」が導入されて以降、このホールでの最長飛距離となった。
続くフィッツパトリックのティーショットはフェアウェイを突き抜け林の中へ。2打目でグリーンをとらえられず、2パットのボギー。バーディパットこそ決められなかったが、楽々パーとしたヤングが昨年8月のウィンダム選手権以来となるPGAツアー通算2勝目を挙げた。
日本からは松山英樹、久常涼、金谷拓実の3人が出場し全員が予選を通過。最終日15位から出た久常が13位タイに順位を上げてフィニッシュ。63位スタートの松山はこの日のフィールドベスト「67」と巻き返し27位タイ。金谷は73位で4日間を終えた。

前日の第3ラウンドでは、この18番で池に入れダボとしていたキャメロン・ヤング。最終日はそのホールで見事なティーショットを見せギャラリーを沸かせた
PHOTO/Getty Images
※週刊ゴルフダイジェスト2026年4月7日号より
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