タイガー・ウッズや松山英樹が長く愛用し、世界中のゴルファーから憧れられるパターブランドの魅力を追いかけるシリーズ。今回は、スコッティ・キャメロンの名器「009マスタフル」の希少なカーボンスチールモデルが持つ魅力について。
「009」の原点。軟鉄(カーボンスチール)が奏でる極上の打音と打感

009MCARBON:カーボンスチールのヘッドに、ブラッシュドブラック仕上げが施された009マスタフル。バックフェースには「CAMERON」の文字のみで、トップに白いサイトラインが1本だけ入ったシンプルなデザインが好ましい
黒いボディに、赤と白のスタンプがクールな、カーボンスチールの009マスタフルである。
近年製作された009には、GSS(ジャーマンステンレススチール)やSSS(スタジオステンレススチール)のものが多いが、初期の009は、そのほとんどがカーボンスチール(軟鉄)で作られていた。
カーボンスチールのパターは打感、打音が非常に軟らかい。それゆえに、古くから009に慣れ親しんできたファンの中には、「009を使うならやっぱりカーボンでなくては」という人も多いようだ。

フェースのヒール寄りには、赤くペイントされたサークルTのスタンプが入っている
ちなみに、フェースのトウ部に刻印されたキャラクターは、ジャックポットジョニーという。ジャックポットは、賭けや勝負事の「大当たり」を意味するので、直訳すれば大当たりのジョニーといったところか。
コンプライアンスが厳しく叫ばれる昨今、ゴルフにおける〝ニギリ〟文化は廃れがちだが、ゴルフが競技である限り、ときに勝負の懸かった大事な局面と出くわす。
そんなとき、このパターを持っていたら、ジョニーは力を貸してくれるだろうか……。
PHOTO/Takanori Miki
THANKS/スコッティキャメロン ゴルフギャラリージャパン
※週刊ゴルフダイジェスト4月21日号「キャメロンマニア宣言」より





