
幡地の「GTS2」、浅地の「GTS3」、下家の「GTS4」(撮影/姉崎正)
「GTS2」が一番人気

「GTS2」を手にする幡地(撮影/姉崎正)
前日のプロアマ&練習日に新ドライバーのラウンド実戦テストをする選手たちの姿があった。一昨年の秋から世界の男女ツアーで人気を博し、アマチュアゴルファーの間でも大人気の「GTシリーズ」。「GT1」「GT2」「GT3」「GT4」の4モデルあるが、今週使用している選手たちが手にするモデルを見ると「GTS2」「GTS3」「GTS4」の3モデル。
3モデルのなかで「GTS2」を使用する選手が多く、「GT4」を使っていた幡地もそのひとりだ。
「(前作のGT)4(ヨン)の良さはヘッドが小さいことでヘッドスピードにありました。今回はそこ(サイズ)がなければ、(GTS)2(ツー)なのかなという選択です。GT2のときはつかまりが強かったんで、今回はそれがないんです。『GTS2』はつかまり過ぎなくなった分、打感がやわらかく、やさしくなったのがいいですね。初速が出て、曲がりが小さくて、つかまり過ぎず、やさしい」と新しいモデルを選んだ理由を語った。

「GTS2」を手にする若原
GT2からGTS2の「2」→新しい「S2」にスイッチを考えているのは昨年男子下部のACNツアーで賞金王に輝いた若原亮太。
「前作のGTから顔があまり変わっていない印象なので、見た目もスイッチしやすいです。スピンが少し減ったので、キャリーや飛距離が伸びたっていうのが気に入っています」
近々、新モデルへのスイッチがありそうだ。

「GTS2」を手にする佐藤太平(撮影/姉崎正)
昨年「GT2」で初優勝を飾った佐藤大平も「S2」を使う。
「GTも良くて、GTSとどっちにしようかな、と選ぶのに困るレベル。データを見たら初速が出て、飛んでいるので、飛びを選びました。それに(モデルを)変えても違和感がないというのも良さだと思います。新しいクラブを持ったら使いたいですし、前より飛ぶんなら、新しいのを使いますよね」
それほど変わっていないようで、初速が出て飛ぶのが新しいドライバーの良さだという。
前週のACNツアー「スズメノカタビラ」で逆転優勝を飾った大内智文は初日からの投入を迷っていた。
「データがいいから困るんですよね。すぐ使いたいじゃないですか。ただ、今回は時間がなかったので、もう少しテストしてからですね」と数字がいいだけに、初日から実戦で使えず悔しそうだった。

「GTS3」を手にする浅地(撮影/姉崎正)
浅地は前日の練習ラウンド前に「GTS2」を使うか「GTS3」を使うかで迷っていた。「GTSは前作(GT2)同様打感もいいですし、今回はちょっとスピンが入る印象でしたが、操作性が上がったような気がします。風の強い日でも球を操れそうな感じです。コースに出てテストしてから2か3のどちらかに決めます」。テスト時点での印象は「S2がやさしい感じで、S3のほうがスピンが入る感じ。見た目はS3が好みです」。ラウンド後、浅地は「S3」に決めた。
「3のほうが出球がちょっと低めに出て弾道が好みだったんで。2のほうが少し球が高い感じです。スリーのほうがちょっと低くて前に行っていたのでよかったです。見た目と合わせて3に決めました」
そして「S3」を手にしてのぞんだ初日、「67」の5アンダーで3位の好スタートを切った。
「1日、試合で使ってみて、飛距離も少し伸びている印象ですし、ミスをした際に、自分のイメージと合うミスが出ている。そういうクラブは信頼できるのでいいヘッドだと思います」と、実戦ラウンド1日目から手ごたえを口にした。

「GTS4」を手にする下家(撮影/姉崎正)
佐藤と同様「GT2」で初優勝を飾った下家は「S2」ではなく「S4」を使用する。
「ゆっくり飛んでいく中弾道のイメージです。(GTS)4(ヨン)はスピンが入っているようで入っていない感じがします。顔が4のほうがやさしくなっているので、2ではなく4にしました。ヘッドサイズが大きいのも合っている感じがします」と見た目や弾道イメージが「S2」より「S4」が合うと、選んだ理由を語った。

「GTS2」を手にする米澤蓮、鈴木晃祐、杉本スティーブ(撮影/姉崎正)
「GTS2」「GTS3」「GTS4」の3モデルともに詳細はわからない。ただ、米澤蓮、鈴木晃祐、杉本スティーブら「GTS」シリーズを投入した選手たちのコメントからは「初速がいい「曲がり幅が狭まっている」「安定感がある」という共通ワードが聞かれた。
PGAツアーでは3月の「テキサスチルドレンズ・ヒューストンオープン」から選手たちが手にし、日本、世界と広がりを見せ、6月ごろに発売が予想されるタイトリストのニュードライバー「GTS」シリーズ。プロが「初速データがいいんですよ」というインパクトを早く体感してみたい。





