
初優勝は逃すもトップ5入りを果たした吉田鈴(撮影/大澤進二)
「いままでで一番近い」と話していた初優勝には届かなかった。
1番パー5で3打目をグリーンオーバーし、アプローチで2メートル残すもパーセーブ。
「緊張はありましたね。球の初速が速かったんで、もうちょっとゆっくり振って、球(のスピード)を遅らせるような練習はしてるんですけど、やっぱり試合になるとちょっと(インパクトが)強く入っちゃう部分があります」
緊張のなか、スタートホールを乗り切り、4番パー4で3パットのボギーを叩くも、前半は「37」のプレーで粘りを見せた。バックナインに入り、12番パー5でバーディを奪い、トップと2打差に迫るも、14番パー4でボギーを叩き後退。優勝したウー・チャイエンらについていくことができなかった。
スタート前に姉の優利からアドバイスが届いた。
「前半は、ガソリンをあっためる感じで、後半はガッと行こうねみたいな感じで言ってたんで、その辺(優勝争いについて)は姉が一番知ってると思うんで。そういう言葉をもらえて良かったです」
後半、ガッとスコアを伸ばすことができなかったが、今シーズン初のトップ5入りを果たした。
「トップ10、トップ5がない状態だったんで。いきなり優勝は渋野(日向子)さんみたいにあんまりそういう人はいないのかなと思ってたんで、自分に期待しすぎず、それでもトップ5以上はと思ってたんで、5位に入れたので、1個1個の目標をクリアできたことは良かったなと思います」
台湾ホンハイレディース、SMBC×Vポイントに続き、今季3度目のルーキー(新人)賞を受賞。獲得賞金360万円に加えて、100万円のボーナスをゲットした。
「嬉しいですね。(プロ)2年目ですけど。誰でももらえる賞じゃないんで、そこは率直に嬉しいです」
初優勝への道は一歩ずつ近づいている。

