「スタンス幅」で弾道は変わる
みなさんこんにちは。ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。最近ちょっと調子が悪く、ドライバーが安定しないんです。どうすればいいものか? と考えていたところ、週刊ゴルフダイジェスト4/21号に「スウィングは"スタンス"で決まる」という記事がありました。タイトル横に「スタンスをちょっと変えるだけで弾道が激変する」なんてことが書いてあったので、試してみることにしました。

週刊ゴルフダイジェスト2026年4月21日で特集されていた「スタンスでのスウィング調整法」を実践!
この記事で解説をしてくれている小林大介プロによると、不調になったからスウィング改造をしようと思っても、苦労するうえに、そもそも時間がかなりかかるとのこと。プロでも改造に1年くらいかかったりするそうなので、練習量の少ないアマチュアならなおさらでしょう。たしかに僕の周りにもスウィング改造しようとしてボロボロになってる人がいるんですよね。
なので、スウィング改造を考える前にスタンス幅を変えてみるだけでも弾道が劇的に変わるらしいので試してみて欲しいということなんです。
では、スタンス幅を変えることで何が変わるのでしょうか。
まず狭いスタンス幅だと縦振りになりやすく入射角がスティープになります。そして体の中心軸がぶれにくくなり、体が回りやすくなるんですね。その結果、スウェイが起きにくくなり芯でヒットできる確率が上がります。弾道は中弾道になりやすいということです。

狭いスタンスは体の中心軸がぶれにくくなり、体が回りやすくなる
逆に広いスタンスだと頭の位置が右に傾きクラブの入射角はシャローになります。そして重心が低くなり、下半身が安定します。その結果、体重移動の距離が長くなり、ヘッドスピードが上がりやすくなるということです。弾道は高くなりやすいそうです。

広いスタンスは重心が低くなり下半身が安定するので、ヘッドスピードが上がりやすくなる
僕は普段のスタンスが少し狭めなのですが、さらに狭くして試してみました。
ボールを打ってみると、かなりスタンス幅が狭いので、強く振ると体がブレる感じがしました。ただ回転はしやすくなる感じはありますね。弾道は少し低くなりライナー性の球になりやすいです。
次に、かなりスタンス幅を広くしてみました。普段が少し狭めなので、アドレス時の景色が大きく変わります。ボールを打ってみると、下半身がどっしりと安定するのを感じます。そのため、強く振ってもブレない反面、体の回転は少しやりにくい印象を受けました。ただ、左にしっかりと体重を乗せていけるので、慣れれば飛距離アップが期待できそうです。アッパー軌道で振り抜きやすく、高弾道のボールが出やすくなるのも良い点ですね。
スタンス幅の狭いスウィングと広いスウィングをやってみましたが、個人的には少し広めくらいが良さそうに感じました。元が狭いので、少し広めにしてもっと強く打てるようにしたいということと、アッパーに振りたいという考えからです。
「左足つま先の向き」でも弾道は調整できる
そしてこの記事ではスタンス幅のことだけではなく、左足つま先の向きも重要だと言っています。構えた時に左足つま先を真っすぐの向きにするか、やや開き気味にするかで弾道が変わるということなんです。
まず左足を真っすぐにした場合は、左側に壁ができることでスウェイがブロックでき、再現性の高いインパクトができるようになるということです。ヘッド軌道が固定されるので、出球が安定するということなんです。また胸や肩が開きにくくなることで、振り遅れのリスクも減るそうです。

(左)左つま先を真っすぐにすると、左側に壁ができ、スウェイしにくくなる。(右)胸や肩も開きにくくなり振り遅れなくなる
左足を開いた場合は股関節のロックが解けるので、一気にフィニッシュまで振り抜きやすくなり、ヘッドスピードも上がります。左側にスペースができることで、インパクトゾーンが長くなり、ボールを押し込みやすくもなるそうです。また体重も左足に乗るので、フィニッシュが安定し、パワーも最大化できるということです。

(左)左つま先を開くと股関節のロックが解け、フィニッシュまで振り抜きやすくなる。(右)体重が左足に乗り、パワーがボールに伝わる
僕は普段結構左足つま先を開くタイプなのですが、まず左足を真っすぐにしてボールを打ってみました。これは股関節の硬い僕としては、ちょっとフォローが窮屈になります。大きなフォローが取れない感じ。ただ、左腰が流れないので、振り遅れてフェースが開くスウィングにはなりにくいとことはいいですね。
次に左足を開いてボールを打ってみました。これは普段のスタンスに近いので違和感がありません。股関節が硬くても、このスタンスだと気持ちよくフォローまで振り切ることができます。ただ自由に動きすぎるところがあるので、軌道が少し安定しない感覚はありますね。体が先に回転しすぎて振り遅れてしまうこともあります。
左足つま先の向きに関しては、僕は今までよりも少しだけ真っすぐにしてみようかと思いました。完全に真っすぐにするのは窮屈になりすぎるので、今までの開いていた左つま先を少し閉じる感じ。こうすることによって、少し左サイドの壁を感じて振れるようになるんじゃないかと思います。
今回、スタンス幅と左足つま先の向きを変えるということを試してみましたが、意外とちょっとしたことでスウィング軌道が変わるんだな~と思いました。このくらいの変更なら自分に合わなかった時でも、すぐに以前の形に戻せるので、気軽に試せると思います。皆さんも練習場で色々と試してみてはいかがでしょうか。


