オーガスタの余韻に浸る間もなく、PGAツアーの熱狂はそのままサウスカロライナ州へと直行する。賞金総額2000万ドルのシグネチャー大会「RBCヘリテージ」。このビッグトーナメントは、マスターズで惜敗したトップ選手たちにとって、最高のリベンジマッチの舞台となる。中でも最も優勝に近い存在といえるのが、世界ランキング1位のスコッティ・シェフラーと、フェデックスカップランキング1位のキャメロン・ヤングだ。

世界1位シェフラー、驚異の「連続記録」は止まらない

画像: マスターズは週末の土日にスコアをまとめ、マキロイに1打差の2位フィニッシュだったスコッティ・シェフラー(写真は26年マスターズ、撮影/岩本芳弘)

マスターズは週末の土日にスコアをまとめ、マキロイに1打差の2位フィニッシュだったスコッティ・シェフラー(写真は26年マスターズ、撮影/岩本芳弘)

先週のマスターズで、ローリー・マキロイにわずか1打及ばず2位に終わったスコッティ・シェフラー。彼にとってこれはキャリア11回目の準優勝で、しかもメジャーということで、悔しさは計り知れない。

しかし、彼が現在ゴルフ界で最も圧倒的な存在であることに疑いの余地はない。シェフラーは現在「28試合連続トップ25入り」という途方もない安定感を誇っている。さらに、PGAツアー現役最長記録となる「71試合連続予選通過」という驚異的な大記録を、今まさに現在進行形で更新し続けている。

どんなコンディションでも、どんなコースでも確実に上位に顔を出してくる底知れぬ力。オーガスタでの悔しさをバネに、世界1位がこのハーバータウンでどのような反撃を見せるのか、他を圧倒する彼のプレーに世界中が注目している。

絶好調のC・ヤング、怒涛のトップ10フィニッシュ

画像: マスターズの最終日はローリー・マキロイと並んで首位でスタートしたキャメロン・ヤング(写真は26年マスターズ、撮影/岩本芳弘)

マスターズの最終日はローリー・マキロイと並んで首位でスタートしたキャメロン・ヤング(写真は26年マスターズ、撮影/岩本芳弘)

シェフラーと並び、フィールドにいる選手が注目しているのがキャメロン・ヤングだろう。現在フェデックスカップランキングのトップを走り、世界ランキングも3位につける彼は、ツアーでいま、最も勢いに乗っている男と言っても過言ではない。

彼の直近4試合の成績を見れば、その充実ぶりは一目瞭然だ。ジェネシス招待での7位タイ、アーノルド・パーマー招待での3位タイ、そして「第5のメジャー」と呼ばれるザ・プレーヤーズ選手権での圧倒的な優勝。さらに先週のマスターズでも3位タイに食い込むなど、出場するすべての試合でトップ10入りを果たしている。まさに手が付けられない絶好調の状態だ。

過酷なスケジュールを乗り越えて

前年覇者のジャスティン・トーマスが「6週間でメジャー2大会とシグネチャー大会3試合というスケジュールは過酷だ」と吐露するように、現在のPGAツアーのスケジュールは選手たちの心身を極限まで削り取っている。マスターズの激闘を終えたばかりのトップ選手たちは、皆一様に深い疲労を抱えているはずだ。

画像: RBCヘリテージはキャメロン・ヤング(左)とスコッティ・シェフラー(右)が優勝候補の筆頭に名を連ねる(写真は26年マスターズ、撮影/岩本芳弘)

RBCヘリテージはキャメロン・ヤング(左)とスコッティ・シェフラー(右)が優勝候補の筆頭に名を連ねる(写真は26年マスターズ、撮影/岩本芳弘)

それでも、世界1位のシェフラーと、ポイントリーダーのヤングは歩みを止めない。疲労を凌駕する「勝利への渇望」を胸に、2000万ドルのビッグタイトルを狙って再びスタートを切る。彼らの意地とプライドがぶつかり合うRBCヘリテージは、マスターズに勝るとも劣らない熱狂を我々に届けてくれるはずだ。


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