タイガー・ウッズや松山英樹が長く愛用し、世界中のゴルファーが憧れるパターブランドの魅力を追いかけるシリーズ。今回は、1999年頃に製作された、極めて希少な「デルマー」のプロトタイプパターについて。

L字マレットの概念を揺さぶる、センター寄りの特殊ネック

画像: デルマー ビーチ ツアープロトタイプ スタンダードなデルマーよりもネックがかなりセンター寄りに取り付けられた、プロトタイプのデルマー。プロプラチナム仕上げが施され、初期のサークルTスタンプが採用されているところを見ると、1999年前後に作られたものと思われる

デルマー ビーチ ツアープロトタイプ スタンダードなデルマーよりもネックがかなりセンター寄りに取り付けられた、プロトタイプのデルマー。プロプラチナム仕上げが施され、初期のサークルTスタンプが採用されているところを見ると、1999年前後に作られたものと思われる

1999年前後に製作されたと思われる、デルマーのプロトタイプモデルである。

デルマーはスコッティキャメロンを代表するL字マレットだが、このパターのネックはかなりセンター寄りに取り付けられており、センターシャフトのパターに近いフィーリングを持っているのが特徴である。

さらに注目したいのは、ビーチと呼ばれるスリット(フランジからソールにかけての溝)だ。このビーチ、ニューポートタイプのパターに採用されることはあっても、デルマーに採用されることは珍しい。

画像: 写真左:ソールを見ると、ビーチ(スリット)が入っているのがよくわかる 写真右:フローネックが、溶接によってセンター寄りに取り付けられている

写真左:ソールを見ると、ビーチ(スリット)が入っているのがよくわかる
写真右:フローネックが、溶接によってセンター寄りに取り付けられている

このパターのオーナーも、「私はデルマーが大好きで集めているのですが、ビーチの入ったデルマーはほかに見たことがありません。フェースの『SCOTTY CAMERON』のスタンプも珍しいし、溶接で取り付けられたネックなども、とても気に入っています」と話す。

とかくコレクターというのは、珍しいもの、ほかとは違うものに目がない。プロトタイプらしく試験的な取り組みがいくつも盛り込まれたこのパターは、やはりマニアの心を捉えて離さないのである。

PHOTO/Takanori Miki
THANKS/スコッティキャメロン ゴルフギャラリージャパン

※週刊ゴルフダイジェスト4月28日号「キャメロンマニア宣言」より

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