「ボールに当てたい」気持ちがチキンウイングにつながる
みなさんこんにちは。ゴルフバカイラストレーターの野村タケオです。アイアンショットって地面にあるボールを打つので、どうしてもダフリたくないという気持ちが働いてしまいますよね。それで結局ミスになったり。週刊ゴルフダイジェスト4/28号の連載記事「ゴルフジム」でアイアンのフィニッシュが詰まってしまってスライスになるというお悩みがありました。その解決方法がとても良さそうだったのでやってみることにしました。

週刊ゴルフダイジェスト2026年4月28日号で特集されていた「チキンウイング解消法」を実践!
この記事で悩みを相談している方は、アイアンショットの時にいつも詰まった感じになってしまって、フィニッシュまで振り切れないということなんです。そういう時には大体スライスしてしまうとのこと。指導をしてくれている奥山ゆうしプロによると、その原因は「ボールに当てたい」という気持ちが強くなりすぎて、スウィングの後半で右手首を早くほどいてしまっていることだと言っています。そのためにヘッドが早く落ちてダフリやすくなるので、それを回避するために左ひじを引いて、いわゆる「チキンウイング」のような状態になっているということなんです。もちろんこれだとフィニッシュが詰まるし、フォローまで気持ちよく振り抜くことはできません。これ、個人的にもめっちゃよくわかります。僕も実はチキンウイングに悩んでいるんですよ。

ボールに当てたいという気持ちから右手首を早くリリースしてしまう。ヘッドが早く落ちてダフリを回避するために左ひじを引いたフォローになる
そこで、解決方法としては、右手首を手の甲側に折った状態でキープしたままボールを打ってみること。まずは右手一本でクラブを持ち、右手首の角度を意識しながらボールを打つのがいいそうです。

(左)右手首をリリースしてしまってはダメ(右)右手首の角度をキープしたままボールを打つ
やってみましたが、最初は上手く右手首の角度がキープできずダフってしまいました。右手首をリリースしてしまうとボールのかなり手前にヘッドが落ちるので、激しくダフリます。右手首の角度を固定して、体の回転でしっかりとボールをとらえることができたら、当たりがかなり厚くなりますね。ハンドファーストでボールをとらえる感覚もよくわかるし、フェースがしっかりと立ったままインパクトできるので、球が強くなります。インパクトのあとは自然に手首をリリースしてもいいようです。

右手首の角度をキープしたまま打てると、当たりが厚くなり強い球が打てる
この片手打ちの感覚が分かったら、次は両手でグリップしてボールを打ちます。もちろん右手首の角度をインパクトまでキープするという意識は同じです。
両手でグリップしてボールを打っても右手首の角度がしっかりとキープできていれば、厚くて強い当たりになりますね。今まではこんな感覚がなかったので、やはりかなり早くリリースしてしまっていたのでしょう。その原因はきっと「ボールに上手く当てたい」とか「ボールを上げたい」というような気持ちが無意識に働いてしまっていたのだと思います。
インパクトのあとのフォローはヘッドを上方向に振り抜くのがいいそうです。インパクト後にはすぐに左ひじをたたんで、ヘッドの遠心力を邪魔しないように振り抜くイメージ。ヘッドが自然な形で斜め上方向に振られればフィニッシュまでスムーズに振り切れるそうです。

インパクトの後はすぐに左ひじをたたんで斜め上方向に振り抜く
やってみましたが、もともとチキンウイングになってる僕としては少し難しいですね。インパクト後にすぐ左ひじをたたむという動きが慣れないので難しいです。しかしそれが上手くできると、フォローが大きくなるし、フィニッシュまでビュンっと気持ちよく振り切れる感覚があります。フィニッシュの形も今までとは違って、綺麗なものになりました。
今回、右手首の角度をキープして打つということをやってみましたが、これならしっかりとハンドファーストでボールをとらえることができ、球が強くなる上に飛距離も伸びそうだと思いました。ただ、気をつけなければいけないのは、手首の角度をキープしようとするあまり、手に力が入りすぎないようにすることですね。手に力が入ると気持ちよく振り切れなくなってしまいます。
フォローの左ひじをすぐにたたむというイメージもとても良かったです。長年のチキンウイング癖があるので、すぐには直らないかもしれませんが、これを意識していくと、フィニッシュまで気持ちよく振り切れるスウィングが手に入りそうです。同じような悩みのある人は、ぜひ一度試してみてください。


