ツアー優勝経験がないのに2千万ドル(約31.5億円)を稼いでいるのは現在3人いる。
第3位:パトリック・ロジャース(約32億円)
第3位はパトリック・ロジャースで2041万ドル強、およそ32億円を稼いでいる。
スタンフォード大学時代はタイガー・ウッズの大学通算記録に並ぶ11勝を挙げ平均スコアはタイガーを抜いて歴代トップの70.32(タイガーは70.96)をマーク。
アマチュア時代から将来を嘱望されていた33歳はデビュー後1シーズンを除いてシードを守り2位が4回、トップ10入り30回を数えるが未だ勝利は遠い。
第2位:アン・ビョンフン(約34億円)
第2位は今年LIVに移籍したアン・ビョンフン(2153万ドル=約34億円)。24年のソニーオープン・イン・ハワイではプレーオフに進出したもののグレイソン・マレーに敗れキャリア5度目の準優勝。
2015年にはDPワールドツアーのフラッグシップトーナメント、BMW PGA選手権で優勝するなど海外で実績を残しているがPGAツアーでの勝利となるとLIVゴルフから戻ったとしても可能性は低いのかもしれない。
第1位:デニー・マッカーシー(約34.4億円)

PGAツアー未勝利の中の稼ぎ頭であるデニー・マッカーシー(写真は26年ソニーオープン・イン・ハワイ、撮影/岩本芳弘)
栄えある第1位はデニー・マッカーシーで2185万ドル(約34.4億円)。ロジャースと同じ33歳の彼はツアー屈指のパターの名手として知られておりPGAツアー8シーズン中7シーズンでプレーオフ進出を果たしトップ3は3回ながら過去6シーズン毎年100万ドル以上を獲得してきた。
惜しかったのは23年のメモリアル・トーナメント。
最終日最終ホールまでリードを守り初優勝のチャンスが舞い降りたが最終ホールのボギーでビクトール・ホブランに並ばれプレーオフへ。
サドンデス1ホール目でもやはりティーショットがフェアウェイを外れ、ボギーを叩いてホブランに勝利を譲った。
その10カ月後、24年のバレロテキサスオープンでは最終日の上がり7連続バーディで「63」の猛チャージ。アクシャイ・バティアに追いつきプレーオフに進出したがまたも1ホール目で池に入れ勝利を逃した。彼にとってプレーオフは鬼門。優しい性格が勝負の世界では邪魔になるのか!?
それでも優勝せずに34億円以上を獲得しているのだから並のサラリーマンの生涯賃金の10倍近くを稼いでいることになる。彼らに初優勝の瞬間が訪れることを祈りたい。
