PGAツアーのシグネチャーイベント第6戦トゥルーイスト選手権は荒天のためスタートが1時間半遅れ、松山英樹がホールアウトする直前再び雷雲が近づき中断。そのままサスペンデッドとなった。今大会過去4勝と抜群の相性を誇る優勝候補筆頭のローリー・マキロイはあわやノーバーディの1アンダー「70」で暫定30位タイと出遅れ。暫定トップは上がり3連続バーディで8アンダー「63」をマークしたツアー1勝の28歳、マット・マッカーティだ。

松山英樹が最終18番でまさに5メートル強のパーセイビングパットを打とうと構えた瞬間、無情にも中断を知らせるホーンがコースに響き渡った。

画像: 「グリーンマイル」の入り口、16番ティーショットを右に曲げ、悪いライからセカンドを打つ松山英樹(撮影/岩本芳弘)

「グリーンマイル」の入り口、16番ティーショットを右に曲げ、悪いライからセカンドを打つ松山英樹(撮影/岩本芳弘)

距離のあるパーパットを取りこぼすことなく沈め続け、15番までノーボギーの2アンダーで耐えてきた松山だったがグリーンマイルの異名を取る難しい上がり3ホールで2連続ボギー。18番もパーオンを逃し、右バンカーからの3打目を乗せた直後にプレーは止まり17ホールを終え、イーブンパーの暫定33位タイからのスタートとなった。

画像: マスターズ連覇後、初のティーオフをするローリー・マキロイ(撮影/岩本芳弘)

マスターズ連覇後、初のティーオフをするローリー・マキロイ(撮影/岩本芳弘)

得意のクエイルホロークラブをマスターズ連覇後の復帰戦に選んだマキロイは1アンダー「70」で暫定30位タイ。

10番スタートのこの日、17ホール目(8番)までパーを並べ最終9番で4.5メートルを沈めてようやく初日の初バーディが来た。

「最後にノーバーディでプレーしたのはいつだったか思い出せないな、と思っていました。とにかくバーディを1つでも獲ろうと思ってプレーして、もうチャンスは過ぎ去ったと思った途端、最後の最後でパットが決まってくれて良かったです」

【動画】まるで優勝したかのよう!? マキロイ、最終9番の初バーディに感慨深げ【PGAツアー公式X】

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グリーン上でイライラが募ったかと問われると「イライラはしていませんでした。いいパットを打っていたので。ただなかなか入らない日もあるんです。ショットは良かったし最後に流れがきたので、あと3日(挽回のチャンスが)あるという気持ちです」と余裕を見せた。

画像: ティーショットで手を放す場面も見られた久常涼(撮影/岩本芳弘)

ティーショットで手を放す場面も見られた久常涼(撮影/岩本芳弘)

もう1人の日本勢久常涼はバーディを4つ奪ったが、それを上回る6つのボギーを叩き2オーバー「73」。暫定52位タイにとどまった。

一方、同週開催のワンフライト・マートルビーチ・クラシックで中島啓太が首位のベテラン、マーティン・レナードに1打差の2位タイの好スタートを切った。

キレの良いショットで6バーディ、ノーボギー「65」の快調なラウンドに本人も「とても良い1日でした。素晴らしいショットとパットがいくつかあってとてもハッピー」と声を弾ませた。

9番プレー中に降雨のため中断したが、その分バック9はグリーンが柔らかく「グレートなプレーができた」と“グレート“を連発。「残り3日が楽しみ」と米ツアー初勝利に意欲を見せた


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