松山英樹が最終18番でまさに5メートル強のパーセイビングパットを打とうと構えた瞬間、無情にも中断を知らせるホーンがコースに響き渡った。

「グリーンマイル」の入り口、16番ティーショットを右に曲げ、悪いライからセカンドを打つ松山英樹(撮影/岩本芳弘)
距離のあるパーパットを取りこぼすことなく沈め続け、15番までノーボギーの2アンダーで耐えてきた松山だったがグリーンマイルの異名を取る難しい上がり3ホールで2連続ボギー。18番もパーオンを逃し、右バンカーからの3打目を乗せた直後にプレーは止まり17ホールを終え、イーブンパーの暫定33位タイからのスタートとなった。

マスターズ連覇後、初のティーオフをするローリー・マキロイ(撮影/岩本芳弘)
得意のクエイルホロークラブをマスターズ連覇後の復帰戦に選んだマキロイは1アンダー「70」で暫定30位タイ。
10番スタートのこの日、17ホール目(8番)までパーを並べ最終9番で4.5メートルを沈めてようやく初日の初バーディが来た。
「最後にノーバーディでプレーしたのはいつだったか思い出せないな、と思っていました。とにかくバーディを1つでも獲ろうと思ってプレーして、もうチャンスは過ぎ去ったと思った途端、最後の最後でパットが決まってくれて良かったです」
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x.comグリーン上でイライラが募ったかと問われると「イライラはしていませんでした。いいパットを打っていたので。ただなかなか入らない日もあるんです。ショットは良かったし最後に流れがきたので、あと3日(挽回のチャンスが)あるという気持ちです」と余裕を見せた。

ティーショットで手を放す場面も見られた久常涼(撮影/岩本芳弘)
もう1人の日本勢久常涼はバーディを4つ奪ったが、それを上回る6つのボギーを叩き2オーバー「73」。暫定52位タイにとどまった。
一方、同週開催のワンフライト・マートルビーチ・クラシックで中島啓太が首位のベテラン、マーティン・レナードに1打差の2位タイの好スタートを切った。
キレの良いショットで6バーディ、ノーボギー「65」の快調なラウンドに本人も「とても良い1日でした。素晴らしいショットとパットがいくつかあってとてもハッピー」と声を弾ませた。
9番プレー中に降雨のため中断したが、その分バック9はグリーンが柔らかく「グレートなプレーができた」と“グレート“を連発。「残り3日が楽しみ」と米ツアー初勝利に意欲を見せた
