アマチュアのお手本になるべきプロのスロープレーが問題視されるなか、5月中旬からコーンフェリーツアー(以下KFT)でプレーペースに関する統計データが公開されることになった。
画像: 石川遼が参戦中のコーンフェリーツアーでプレーペースに関する統計データが公開される

石川遼が参戦中のコーンフェリーツアーでプレーペースに関する統計データが公開される

具体的にはツアーのウェブサイトの各選手のスタッツの欄にプレーペースが表記される。この取り組みはPGAツアーとKFTの選手宛てに送付されたメモで明らかになった。

現在ネガティブにとらえられているプレーのスピードに関する認識を変えるべくスタートしたこの試み。不確かな情報でプレーが遅いと誤ったレッテルを貼られたメンバーをサポートする目的もある。また、プレーの遅い選手に情報を提供しプレースピードの変化をモニタリングすることも明記されている。

昨年ジェイ・モナハン前コミッショナーがファンファーストの観点から対策を年内(25年内)に行うと発表。半年遅れたものの、まずはKFTで計測とデータの提供が実施され、いずれはPGAツアーのトッププレーヤーに関する情報も可視化される予定だ。公開される情報の全容は公式発表されていないが、Golf.comが入手したメモによると各選手の試合ごとの時間とシーズンの平均時間およびショットの種類ごとのデータが示される。例えば「ティーショットの平均ストロークは何秒だったか?」などの数字をShotLinkシステムで計測、公開する意向だ。

データによってプレーの遅い選手が自分のペースを客観的にとらえて改善に繋げられるほか、プレーペースの平均値を示すことで自らのペースがどこに位置するか、問題があるのかないのかの判断材料ともなる。

KFTではすでにプレーペース改善策として距離測定器(レンジファインダー)の使用が認められているが、これがPGAツアーに波及する可能性もある。

測定されたプレーペースはストロークゲインドデータと並びもっとも重要な統計項目の1つとして表示される予定だ。この対策がスロープレー撲滅の第一歩になるか注目だ。

※週刊ゴルフダイジェスト2026年5月26日号「バック9」より


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