今回で第108回大会を迎える「全米プロゴルフ選手権」が本日、いよいよ開幕。本大会を配信するU-NEXTが丸山茂樹プロとの名コンビでお馴染み・杉ちゃんこと杉澤伸章キャディに見どころを詳しく聞き「みんなのゴルフダイジェスト」に寄稿してくれた。大会の注目ポイントをおさらいしよう!

今季男子メジャー2戦目「全米プロゴルフ選手権」の舞台となるアロニミンクゴルフクラブは、2018年には「BMW選手権」も開催され、設計者であるドナルド・ロス自身が「最高傑作の一つ」と称した名門コースだ。

画像: グリーンに向かって上り坂になっていることがわかる18番ホール(提供/PGAオブ・アメリカ)

グリーンに向かって上り坂になっていることがわかる18番ホール(提供/PGAオブ・アメリカ)

「このコースの最大の特徴でもある174個のバンカーや最終18番ホール(490ヤード、パー4)は、上り坂でタフなティーショットが必要で、世界トップクラスの飛距離と精度が求められます。ただし、ティーショットはもちろん重要ですが、全米プロはセカンドショットをどうボールコントロールできるかがターニングポイントですね。グリーン周りからのアプローチが難しく、ショートサイド(ピンに近いサイド)に外すと厳しいのはもちろん、広いサイドに外したとしても、アプローチがカップを越えて反対側に外れてしまったりと、トッププロたちでさえグリーンを目の前にして苦しむ姿がみられます。これはドナルド・ロス設計の特徴でもありますね。上位進出のためには、セカンドショットをピンポイントで正確なターゲットに打つ必要があります」(杉澤伸章キャディ、以下同)

攻略の肝は“セカンドショットのコントロール”とのこと。コースとの相性を鑑みて、特に注目すべき杉澤キャディ一推しの選手がいるという。

「注目選手は、ショットメーカーのクリス・ゴッタラップですね。2025年7月の『ジェネシス・スコットランド・オープン』で2勝目を果たして以降、2026年の5月まで予選落ちは1試合のみで一気に安定したゴルフになってきました」

現在、世界NO.1のスコッティ・シェフラーをも脅かす存在として、ゴルフ界の熱い視線を浴びているクリス・ゴッタラップ。今シーズンすでに2勝を挙げ、通算4勝を誇る。この成績の裏側には、名キャディの存在がある。

画像: ブレイディ・ストックトンとのコンビで今季はソニーオープン・イン・ハワイとWMフェニックスオープンの2勝(写真は26年ソニーオープン・イン・ハワイ、撮影/岩本芳弘)

ブレイディ・ストックトンとのコンビで今季はソニーオープン・イン・ハワイとWMフェニックスオープンの2勝(写真は26年ソニーオープン・イン・ハワイ、撮影/岩本芳弘)

「2025年にベテランキャディのブレイディ・ストックトンとコンビを組んだことで、ゴルフが劇的に安定しました。ブレイディと『一打ごとに集中しているか』のチェックポイントをつくっているそうで、100%完璧なショットを打つことを目指すのではなく、自分の持ち球であるフェードボールを信じ、冷静にショットコントロールするようなマネジメントに変化しています。バーディ奪取と、ボギーを打たないディフェンシブなゴルフを両立できる今のゴッタラップなら、メジャー初制覇も決して夢ではありません」

マスターズからのメジャー連勝を狙うローリー・マキロイや世界ランク1位のスコッティ・シェフラーが優勝候補として注目されているが、次世代を担う若手の躍進からも目が離せない。

U-NEXT/窪山京真


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