ピンゴルフはドライバーのみならず、アイアンも幅広いラインナップを取り揃えています。対象ゴルファーに応じて、性能にグラデーションを設けたシリーズを世に送り出しており、中でも「i500シリーズ」はツアーモデルのようなルックスでありながら、ストロングロフト設定にしている“飛び系アイアン”が特徴です。今回は最新モデルである「i540アイアン」をクラブ設計家の松尾好員氏と共に分析しました。
画像: 【試打クラブスペック】7I ●ロフト角/29.0度 ●ライ角/62.0度 ●価格(税込)/3万9600円(1本あたり)※すべてメーカー公表値

【試打クラブスペック】7I ●ロフト角/29.0度 ●ライ角/62.0度 ●価格(税込)/3万9600円(1本あたり)※すべてメーカー公表値

実践を想定してのロフト回帰か

GD 今回はピンゴルフ「i540アイアン」を、前モデルの「i530」と比較しながら分析していただきます。ツアーモデルのようなルックスでありながら、飛距離性能を追求している「i500シリーズ」です。

松尾 そうですね。前モデルをおさらいすると、ロフト角が27.5度とかなりストロング設定になっていました。また中空構造で外観はマッスルバックのような見た目でしたね。

GD 今モデルはどんな性能でしたか?

松尾 前モデルは“飛び系アイアン”の中でも、際立ったストロングロフトでしたが、今モデルでは29.0度と寝かせた設定になりました。過去モデルを見てみると、「i525」が29.0度、「i530」が27.5度、「i540」が29.0度と2作前と同様の設定に戻った形です。

画像: ロフト設定が29.0度に戻った

ロフト設定が29.0度に戻った

GD 前作が特殊な設定のように見えますね。この変化は何が考えられるのでしょうか?

松尾 おそらく27.5度では、フェアウェイのあるがままや、ライの悪い状況から打つとボールが上がらないからだと思います。ロフトだけでいえば、通常の5番のようなものですから、非力な方やシニアゴルファーは厳しいのかなと。

GD 過去にこのようなロフトを寝かせる施策はあったのでしょうか?

松尾 非常に珍しい試みだと思います。大体は軽量+大きいロフトの「ハイローンチスペックモデル」としてラインナップされているくらいじゃないでしょうか。

GD 他にはどんな特徴がありますか?

松尾 基本的な設計は、前モデルからの踏襲になっています。バウンス角は7.6度と大きく、上からダウンブローに打ち込むスウィングと相性が良いです。ヘッドの操作性はネック軸回りの慣性モーメントが、5885g・㎠と標準的で弾道の打ち分けも可能です。

画像: 前モデルと同様にバウンス角が大きいのが特徴。上からダウンブローに打ち込むと抜けが良い

前モデルと同様にバウンス角が大きいのが特徴。上からダウンブローに打ち込むと抜けが良い

GD 「i540アイアン」はどんなゴルファーにおすすめですか?

松尾 構えた時の印象に触れると、フェースプログレッションの値的には、ストレートネックの部類です。しかしリーディングエッジが丸みを帯びているので、アドレスした時はグースネック気味に感じます。
 
また今モデルはヘッド内に、空気のパックが搭載されていることで、打感がやや落ち着いています。可能であれば前モデルと打ち比べて、選ばれると良いと思います。


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