PGAツアーのザ・CJカップ バイロン・ネルソン最終日、連覇がかかるスコッティ・シェフラーとともに首位のキム・シウーに2打差の2位タイからスタートしたウィンダム・クラークが、サンデーバック9で驚異の「28」をマークし「60」の猛チャージ。通算30アンダーまで伸ばし、24年のAT&Tペブルビーチ・プロアマ以来2年3カ月ぶりのツアー4勝目を鮮やかな逆転劇で飾った。

初日から上位争いを演じ、2日目には最終ホールでボギーを叩き惜しくも50台を逃したが「60」でトーナメントをリードしたキムも、最終日最終組をキムと共に回ったシェフラーも、決して悪いゴルフはしていなかった。ただクラークが素晴らし過ぎた。

画像: ウィンダム・クラークが2年3カ月ぶりのV(写真/Getty Images)

ウィンダム・クラークが2年3カ月ぶりのV(写真/Getty Images)

トップに立った選手が6アンダー(65)をマークすれば普通なら逃げ切れるはず。しかしクラークが想定外の11アンダー「60」を叩き出し、キムに3打差をつけ劇的勝利を飾った。

「昨年から苦しい戦いが続いていたけれど、皆僕を見離さずに応援してくれて感謝しかない」と満面の笑顔を見せたクラーク。

「トップに立ってもキムがピッタリ後ろにいたからアクセル全開でバーディを取り続けなければならなかった。いやぁ〜激闘でした。家族が会場にいて応援してくれるタイミングで勝てたのは本当に特別です」と声を弾ませた。

23年に最高峰のメジャー、全米オープンを制しメジャーチャンピオンの仲間入り。ポイントランク3位に入り24年もトップ10に8回入りランク8位と押しも押されぬ存在に。

しかし昨年はショットの不調からトップ10はわずか2回。プレーオフ2戦目に進むことができず、今年はパットが絶不調。パッティング部門のスタッツは132位でポイントランク82位に低迷していた。

だがさまざまなパターを試した末、マスターズからバッグに入れたピン「スコッツデール テック アリー ブルー オンセット マレット」が火を吹いた。ストロークゲインド:パッティングは+12.573。最終日はトータル158フィート(約48メートル)を決めまくって勝利を手繰り寄せた。

キムも「人生最高のパットで優勝争いできた。すべてが上手くいったしシェフラーと一緒の組でいいプレーができた。ただクラークのほうが素晴らしかった」と脱帽。シェフラーも「ただただ(クラークを)ナイスプレーと称賛するしかない」と讃えた。

日本勢は3日目、キム&イム・ソンジェの韓国最強コンビと最終組を回り、9番のイーグルパットが「ショット・オブ・ザ・デー」に選ばれた平田憲聖が、最終日出入りの激しいゴルフで1アンダー70に止まったが、通算15アンダーでキャリアベストの19位タイに入った。

【動画】3日目、平田憲聖が見せたイーグルパット【PGAツアー公式X】

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また優勝候補のひとりと評判だった久常涼も3日目65、最終日69とスコアを伸ばし平田と同じ19位タイで4日間の競技を終了。金谷拓実と中島啓太は決勝ラウンド進出を逃した。

初日2位の好発進でPGAツアー復帰後初優勝が期待されたブルックス・ケプカは通算18アンダー、14位タイに終わっている。

【動画】ザ・CJカップ最終日のハイライトをチェック【PGAツアー公式YouTube】

画像: PGA TOUR Highlights | Round 4 | THE CJ CUP | 2026 www.youtube.com

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