全米プロゴルフ選手権終了時点で世界ランク上位60位の選手に全米オープン(シネコックヒルズGC・6月18~21日)の出場権が与えられた。久常涼はボーダーラインギリギリの60位で最高峰メジャーの出場資格を得た。
画像: 全米オープン出場権を獲得した久常涼

全米オープン出場権を獲得した久常涼

大会1週前の世界ランキングで59位だった久常は、全米プロゴルフ選手権の結果次第でトップ60から弾き出されるところだった。しかし初日3アンダー67の首位タイと絶好の滑り出しを見せると2日目、3日目はオーバーパーで後退したものの、最終日に2アンダー68と巻き返した。結果35位タイで4日間の競技を終え滑り込みセーフ。

26年初頭は122位だったアレックス・スモーリーは全米プロで2位タイに入り1週前の78位から42位に大ジャンプ、プラチナチケットを手に入れた。

また、全米プロで予選落ちしたアダム・スコットも今季ジェネシス招待やキャデラック選手権といったシグネチャーイベントで4位に入り、49位と60位以内をキープ。全米オープンでメジャー100試合連続出場(通算101試合)の偉業達成となる。

上位勢は、全米プロ予選落ちのトミー・フリートウッドが6位から7位に後退。7位タイに入ったザンダー・シャウフェレがトップ10(8位)に返り咲いた。全米プロ2位タイのジョン・ラームは20位から12位へ。メジャー初優勝のアーロン・ライは44位から松山英樹(19位)を飛び越え15位にジャンプアップした。

ポイントを稼ぐのに必死のLIVのブライソン・デシャンボーは全米プロでは良いところがなく予選敗退で28位から32位に後退。全米オープンは歴代優勝者として出場する。57位のハリー・ホールは予選落ちしてトップ60から弾き出され61位で涙。

そして昨年のケガによるスランプから復調中のサヒス・ティーガラは78位で難しい状況にある。ギリギリにせよ圏内に入った久常の健闘が浮き彫りになった。

この時点で出場資格がないと今後の数試合で勝つか、全米各地で行われる1日36ホールの過酷な最終予選会で上位に入るしかない。

※ランキングは2026年全米プロゴルフ選手権直後のもの。

※週刊ゴルフダイジェスト2026年6月9日号「バック9」より


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