10年の歳月をかけて完成した新フェース
現在では異素材を掛け合わせた複合ドライバーは一般的になっているが、2003年にプロギアはチタンボディとカーボンクラウンを組み合わせた「DUO」を世に送り出している。当時としては画期的な設計で大きな注目を浴びた。
そして23年の時を経て、同社は新たな複合ドライバーを完成させた。今回は10年の研究を重ねて辿り着いた「4層フェース」が最大の特徴だ。フェース最深部には従来よりも薄く加工したチタンを配置し、中間層にはインパクト時のエネルギーロスが少ない特殊接着剤とナイロンメッシュを挟み込んでいる。そして表面にスコアラインを入れたカーボンを配したことで、ウェットな状況でも安定して飛ばせる構造になっている。
ラインナップは3機種
ラインナップには、それぞれ異なる性能を持った3機種が展開される。
操作性とつかまり性能を持った「RS」
● ヘッド体積:450cc
● ロフト角:9度、10.5度
●シャフト:VENTUS FOR PRGR S(M-43)、SR(M-40)/Diamana ™ FOR PRGR S(M-43)、SR(M-40)、R(M-37)
●価格:10万7800円
ミスに強く安定感を追求した「RS MAX」
● ヘッド体積:460cc
● ロフト角:9度、10.5度
●シャフト:VENTUS FOR PRGR S(M-43)、SR(M-40)/Diamana ™ FOR PRGR S(M-43)、SR(M-40)、R(M-37)
●価格:10万7800円
コンパクトなヘッドで叩いて飛ばせる「RS F」
● ヘッド体積:445cc
● ロフト角:10度
●シャフト:TOUR AD FOR PRGR S(M-43)、SR(M-40)
●価格:10万7800円
※数量限定モデル
実際のフィーリングは……
編集部では、さっそくこの新ドライバーの試打を実施。その時の率直なフィードバックをお伝えしよう。
普段はミニドライバーを通常の長さにチューンナップして使っているが、3モデル共に違和感なく、ボールに対して素直に構えることができた。特にシリーズ中で最大のヘッド体積(460cc)を誇る「RS MAX」は、従来の“MAXモデル”のようなボテッとした過剰な大きさを感じなかった。今季からプロギア契約になっている大槻智春もこの「RS MAX」を使用していることからも大きく見えないことがわかるだろう。

左から「RS F」、「RS」、「RS MAX」(画像はメーカー提供)
それぞれを実際に打ってみると、「RS F」は中弾道の鋭い打球で飛び出していった。「RS」はドローバイアスながらも、引っかけることなくフェアウェイに着弾した。そして「RS MAX」はミスヒットへの強さだけでなく、弾道の安定感を含めた“やさしさ”を感じることができた。
この試打で一番驚いたのは打感の軟らかさだ。先述したように、フェースの表面にはカーボンが使われている。個人的にはカーボンフェースの独特な打感が少し苦手なため、打つ前は身構えていたのだが、まったく嫌な感触がなかった。むしろ従来のチタンフェースよりも軟らかく、もう一段階ボールを押し込むようなフィーリングを味わえた。
ぜひとも飛びと打感を追求した「RS DUOシリーズ」を体感してほしい。






