
解説/北野正之プロ
女子プロやアマチュアの指導経験が豊富。 伸び悩むゴルファーへ「気づき」の指導を得意とし、スウィング理論、メンタル、マネジメントに精通。 茨城・サザンヤードCCでレッスンを行う
何かに徹底して取り組む
そこに上達のヒントがある
週刊ゴルフダイジェストのレッスンでおなじみ、コースマネジメントやメンタルに精通する北野正之プロは次のように語る。
「スコアの停滞は、攻め方がワンパターンになっているケースがほとんどです。
自分のなかでこれはOK・これはダメと固定化しているわけです。たとえば右ドッグレッグは左サイドが安全だと思い込んでしまう。
そうするといつも同じ攻め方しかできません。スコアアップを目指すのであれば、今の自分を変える必要があります。
何かにチャレンジしないと選択肢は増えませんし、次のステージにも進めません。そこでおすすめしたいのが『キャンペーン』という仕組みを利用することなんです」 。
ゴルフでそんな言葉は聞いたことがないが、どういうゴルフになるのか?
「スコア90〜100のアマチュアであれば、その日のラウンドでテーマ(意識すべきこと)を設けることもあるでしょう。ですが、それでは効果は薄いです。そこに強制力を持たせられるのが“キャンペーン”という魔法の言葉なんです。
たとえば、今日は『アイアンキャンペーン』にするとします。 ティーショットからアプローチまですべてアイアンで打つため、狙い方や攻め方は間違いなく変わるはずです。決めたルールを徹底して遂行する。そういうラウンドにこそ、ベストスコア更新のカギがあるんです。アマチュアならマネジメントで5〜10打は簡単に縮められますからね」
キャンペーンゴルフの極意
「決めたことを貫き、真剣に取り組もう」

「キャンペーンを取り入れるうえでの極意はたったひとつ。 決めたルールを徹底して守り、真剣に取り組むことです。 そうすれば効果は何倍にもなります。 実際に試すときは18ホール、もしくは9ホールでトライするのがベストです」(北野プロ)
[4つのメリット]
【メリット1】 思い込みやセオリーから脱却できる
「ここは3打目勝負、ここはドライバーはダメ、といった固定概念がスコアのマンネリ化につながります。 それをキャンペーンにしてしまえば、そんな思い込みやセオリーから抜け出せます」
【メリット2】新しいゴルフに出合える
「グリーンの奥を狙う。 左サイドを狙う。 大きめ番手で打つ。 今まで経験したことのないゴルフに取り組めるのがキャンペーンの大きな利点です。 きっと新しいゴルフに出合えますよ」
【メリット3】攻め方の選択肢が増える
「FWやUTは苦手だからアイアンで刻むのはミスが怖いからです。 ですが、積極的にウッドを使うキャンペーンにすれば、成功する可能性も出てきます。 それを経験することで攻め方の選択肢が増えていくんです」
【メリット4】マネジメント力が磨かれる
「キャンペーンは徹底して守るべきルールでもあります。 ということは、いつもと違うマネジメントが求められるわけです。 失敗してもOK。 練習ラウンドみたいに回ればいいんです」
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前編では、スコアのマンネリ化を打破し、自分の殻を破るための「キャンペーンゴルフ」の概要と、自ら課したルールを徹底することのメリットについて北野正之プロに教わりました。一方で、多くのアマチュアは「フェアウェイの真ん中」や「ピンまでのジャストの距離」を無意識に狙おうとして、結果的にOBやショートを繰り返す“スコアが停滞するワンパターンな攻め”に陥っています。
あなたのベストスコアがなかなか更新できない本当の理由は、ここにあるのかも!? では、選択肢を増やして一気に5打を縮めるための、具体的かつ強力な「キャンペーン」とは一体何なのか?
続く【後編】では、コースマネジメントに精通する北野プロが、その明確な答えを提示しています!
● ナイスショットの幻想は今すぐ捨てろ! 高い確率でグリーンに乗せてパターを使える「グリーン奥狙い」の鉄則。
● コースの半分を完全に消し去る! スライサーやフック系の悩みを一発で解消し、OBを確実に防ぐターゲットの絞り方。
● パーオンはハザードと心得よ! あえてグリーンを外すことで、マネジメント力とアプローチ技術を同時に磨くボギーオンの極意。
思い込みのセオリーから脱却し、今の自分を劇的に変えるプロのマネジメント。後編はMyゴルフダイジェストで。
後編はMyゴルで 有料記事になります


