大西葵が絶賛するミスヒットに対する強さ
実際に「Qi MAX」アイアンを実戦投入して戦っている大西葵プロは、このクラブの使用感について次のように語っている。

ストロングロフト系の「Qi MAX」アイアンを実戦投入している大西葵
「ロフトは少し立っているけれど、球の高さ、飛距離がすごく安定しました。ミスショットに強く、少し芯から外れたぐらいでは飛距離があまり変わらないように感じています。見た目(形状)もよくて構えやすいのも替えられた理由のひとつ。打感、打音もいいですね。今まではP790を使っていて、それもかなりミスに強いと感じていましたが、Qi MAXはさらに簡単で、安心感があります」
大西プロが選んだ「Qi MAX」アイアンは、テーラーメイドの中ではディスタンス系の最新モデルだ。その優位性は、飛距離、圧倒的なミスヒットへの強さ、そして直進性の高さ。ヘッドの慣性モーメントを高めることで、インパクト時に芯を外したときでもフェースのブレを最小限に抑え、飛距離のロスや左右の曲がりを大幅に軽減する。
「飛んで、止まる」。相反する性能を高次元で両立
7番アイアンでロフト角28度というストロングロフト設定ではあるが、一般的な設計で生じやすい「飛ぶが球が上がらない」「グリーンで止まらない」という課題を、内部構造と番手別の重心設計によってクリアしている。重量配分を最適化することで、ロングやミドルアイアンでは深く低い重心で高打ち出しを実現、ショートアイアンでは最適なスピン量を確保した。

「Qi MAX」アイアンは番手別ヘッド設計を採用。ロングアイアンでは重心を低くし、高弾道で打ちやく、ショートアイアンでは、重心を高くし、精度とコントロールを強化。テーラーメイドの定番テクノロジー「貫通型スピードポケット」が、フェース下部のミスヒットに対して過度なバックスピンを抑え、ボール初速を維持する
さらに、複合素材モデルで敬遠されがちだった打感・打音についても、フェース裏側に配置された独自のダンパー構造によって不快な振動を効果的に抑え込むことに成功。結果として、軟鉄鍛造を好むゴルファーであっても違和感を抱きにくい、心地よく食い付くフィーリングを実現している。プロや上級者が抱く構えづらさやフィーリングの悪さという障壁が取り払われ、シビアな感性を持つプロの要求とアマチュアが必要とするやさしさを高い次元で融合したアイアンに仕上がっている。

トップブレードはやや薄くなり、目の肥えた上級者も構えやすくなったと評判の「Qi MAX」アイアン
ミスした時の「曲がらなさ」は驚異的
この「Qi MAX」アイアンのポテンシャルについて、クラブフィッティングの専門家であるクールクラブスの平野義裕氏が試打を行い、その性能をデータとフィーリングの両面から検証。平野氏は、このアイアンについて次のように評価する。

スイング碑文谷内にあるフィッティングスタジオ「クールクラブス」代表・平野義裕さん。豊富な試打経験とフィッティングで得た知見から「Qi MAX」アイアンを評価
「やはり7番でロフトが28度ということで、飛距離性能に優れています。でも飛び系アイアンにありがちなカキンと弾くような打感や打音は一切なく、非常にソフトなフィーリング。肉厚な軟鉄鍛造のそれとはやや異なるものの、手に伝わる嫌な振動はないですね。それからミスヒットへの寛容性は高く、多少芯を外したぐらいでは飛距離の落ち込みは少ない。フェース全体がたわんで同じ方向に押し出すような、そんな感覚。それだけではなくて、芯を外した時に、飛距離だけでなく方向性が保たれる。同系統のアイアンと比べてもヘッドのブレが少ないと思います。ミート率も最高で1.50を記録するなどボール初速が速いので、最高到達点を遠く高い所に持っていける。結果、落下角度が担保され、スピンもしっかりと入るので、ストロングロフトでありながら、確実に止まるボールが打てます。7番で28度のロフトという“数字”で判断して試さないのはもったいない。一度打てば固定観念は壊されますし、私自身、このアイアンを実戦で使ってみたいと思いました」
【Qi MAX アイアン 試打データ】
・ヘッド速度:36.5m/s
・ボール初速:54.7m/s
・ミート率:1.50
・打ち出し角:16.1度
・スピン量:5160rpm
・最高到達点:30.8Y
・落下角度:45.8度
・キャリー距離:177.6Y
・トータル距離:184.0Y
※トラックマンで計測。10球打ったショットのベストの数値

「打感・打音において、ストロング系アイアンのイメージはまったくない」と「Qi MAX」アイアンを評する平野さん。飛んで、曲がらず、上級者が満足できるフィーリングも兼ね備えている
平野さんが指摘する通り、このアイアンは単にボールを遠くへ飛ばすだけでなく、適正なスピン量と弾道の高さを確保することで、本来ストロングロフトと相反するはずの「グリーンで止める性能」を高次元で両立させている点が大きな特徴である。
「Qi MAX」は気持ちが“楽”になるアイアン

「Qi MAX」アイアンは幅広いゴルファーにマッチする可能性が高い
近年のツアーは、コースが長くなりグリーンも硬く締まったセッティングになっているため、ミドルアイアンでも、大きなキャリーで高さとスピンで止める性能が絶対条件となっている。ストロングロフトでありながら高弾道が得られる「Qi MAX」アイアンのような性能は、大きなアドバンテージとなる。また、トーナメントにおいて、芯を外しても安定した飛距離と方向性でグリーンをとらえ続けられるやさしさは、スコアの底上げだけでなく、選手自身の精神的なゆとりにもつながる。現代のプロにとっても、クラブのやさしさは心強い武器と言えるのだ。
「Qi MAX」アイアンは、スコアアップを目指すアベレージプレーヤーだけでなく、これまで「アイアンはアスリートモデルに限る」と考えていた中・上級者や、アイアンショットに高さや飛距離の衰えを感じ始めているシニア層も、一度試打すべきモデルだろう。力むことなく、楽に高弾道でターゲットを狙えるそのやさしさを味わったとき、最新アイアンの確かな進化を実感することになるだろう。
協力/クールクラブス
テーラーメイド ゴルフ 『Qi MAX IRON』特設サイトはこちらから


