マスターズ2勝、PGAツアーチャンピオンズ歴代最多47勝を誇るベルンハルト・ランガーがジャック・ニクラス主催のメモリアルトーナメントで27年に栄誉賞を受賞することが決まった。ミュアフィールドビレッジGCの名誉会員になる予定だ。
画像: ベルンハルト・ランガーがジャック・ニクラス主催のメモリアルトーナメントで27年に栄誉賞を受賞する

ベルンハルト・ランガーがジャック・ニクラス主催のメモリアルトーナメントで27年に栄誉賞を受賞する

「私がベルンハルトと出会ったのは彼が16歳のとき。ドイツのミュンヘンでエキシビションマッチに一緒に出たが、彼は当時から有望選手。以来、彼が世界のトップに上る姿を見守ってきた」というニクラスは、ランガーを「史上稀に見る長く輝かしい勝利の記録の持ち主。そして今なお高いレベルでプレーしている。この大会で彼の偉業を称えることができるのは光栄だ」と称賛した。

父はレンガ職人、母はウェイトレスと決して裕福とはいえない家庭に育ったランガーは、兄がキャディのアルバイトをしに行くのを見てゴルフを始めた。兄と4本のクラブを共有しながら練習に励みたちまち上達。15歳でプロ転向した。ニクラスと出会った当時はキャディバッグとスーツケース、練習用のボールまで持って列車に揺られる旅が続き「つらくてやめたいと何度も思った」と語っている。

その彼が欧州ツアーでセベ・バレステロスに次ぐ歴代2位の42勝を挙げて81年と84年に賞金王。3度のイップスを克服しマスターズ2勝、世界6大陸で126勝を挙げ86年に創設された世界ランクの初代トップに。02年には世界ゴルフ殿堂入りも果たしている。

実はランガー、今回名誉会員に決まったミュアフィールドビレッジGCで行われた87年のライダーカップでは欧州チームが米国開催の大会で初勝利を挙げたときの立役者でもある。また、04年にはキャプテンとしてアウェイ(オークランドヒルズCC)でチームを勝利に導いている。

今季もPGAツアーチャンピオンズで躍動中。出場8試合でトップ10入り4回。7位タイだった3月のホーグクラシックの3日連続を含め今季のエージシュートは8回。やはりゴルフ界の鉄人は栄誉賞にふさわしい。

※週刊ゴルフダイジェスト2026年6月30日号「バック9」より


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