タイガー・ウッズの長男チャーリーがキャディを務め、親友のマイルズ・ラッセルが本戦出場を決めて話題になった全米オープン最終予選フロリダ会場。そこでトップ4に入り出場権を掴んだのがコワンだ。

暫定2位タイと好スタートを切ったライダー・コワン
ゴルフ好きの両親に育てられ“ライダー”という名前はまさにライダーカップから取って命名された。
メジャーのサディスティックなセッテイングに加え、強風が吹き多くの選手が苦しんだが、コワンは涼しい顔で3アンダーまで伸ばし一時単独トップに躍り出た。後半1つスコアを落としたものの、マット・フィッツパトリックやジョン・ラームといった名だたるメジャーチャンピオンと並び暫定2位タイと驚きのスタートダッシュ。
17歳のラッセルも2オーバー72で回り、アマチュア最後の一戦を戦う注目のジャクソン・コイブンやシェフラーとともに暫定49位タイにつけた。
またプロ2戦目のベン・ジェームズが前週のRBCカナディアンOPに続き暫定9位タイと好スタートを切るなど、20歳前後の若者の活躍が目立つ。

左からマイルズ・ラッセル(暫定49位タイ)、ベン・ジェームズ(暫定9位タイ)、ジャクソン・コイブン(暫定49位タイ)
大学生、あるいは大学を出たてのプレーヤーについて、大会前に18年の覇者ケプカはこう語っていた。
「今の世代は我々の時代と全く違う。僕がプロ入りした頃はフェアウェイをキープすることが基本中の基本。決して飛距離だけで戦うことはしなかった」

ブルックス・ケプカは暫定72位タイスタート
「でも今の子たちは皆屈強なアスリート。身長も190センチクラスで腕が長くスウィングアークも大きい。絶大なパワーを生み出せるんだ。平均的なゴルファーの体型が明らかに変わってきたと思うし、彼らはフェアウェイキープよりもできるだけ遠くに飛ばすことを考えている。タフなゴルファーも増えた」
ケプカが定義するタフなゴルファーとは?
「前のショットに引きずられず次のショットに挑む選手。努力家で粘り強く決して諦めない。これがタフな選手の条件。そういう選手が(大会優勝した)8年前の倍くらいに増えている気がします」
ケプカ本人は先週の試合中(RBCカナディアンオープン)左ひじを痛め最終ラウンドを棄権した。「良くなったから出ている」という全米OP初日は3オーバー73でメジャー100試合連続出場のアダム・スコットらと暫定72位タイで出遅れた。
彼のいうように近頃の若手は強い肉体と技術、その場に動じないメンタルを持ち合わせている。果たして何人のアマチュアがこのサバイバルゲームで生き残るのだろうか?
写真/USGA
【動画】松山英樹が9番で見せたスーパーショット!【全米オープン公式X】
@usopengolf post on X
x.com
