今年の全米オープンは史上最多タイとなる20人のアマチュアが出場し、17歳のレフティ、マイルズ・ラッセルが第2次世界大戦以降では2番目の年少記録で予選を突破し、大きな話題を呼んでいる。将来有望なアマチュアたちと練習ラウンドをおこなったローリー・マキロイは彼らのヒーローでありお手本だ。単独トップのウィンダム・クラークとは7打差。だが彼はまだ優勝を諦めていない。

午前中の組で回った第1ラウンドで1アンダー69をマークしたマキロイはこの日午後組でのプレー。前半は丁寧なゴルフで2バーディを奪い2アンダーで折り返した。

「最初の数ホールは風が弱まっていました」というが「ハーフターンするあたりで風が強くなって凄くタフな後半9ホールになってしまいました」と10番から3連続ボギーを叩いて後退した。

それでも13番で2打目をベタピンに寄せバーディを奪うと14番では12メートルのバーディパットがカップに吸い込まれ、思わず本人照れ笑い。さすがマキロイと思わせた。

【動画】はにかむマキロイ! 14番で約13mの長いバーディパットを決めてこの表情【全米OP公式X】

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ところが15番でティーショットを右のラフに打ち込むと2打目がグリーンオーバー、3打目が向こう側のバンカーに転げ落ち、寄らず入らずのダブルボギー。

その後はフェスキューの草むらやバンカーに捕まりながら3連続でパーをセーブし、1オーバー71でホールアウトした。

通算イーブンパーは首位と7打差。だが2位グループとは3打しか違わない。

画像: 同組のラドビッグ・アバーグとホールアウト後に健闘をたたえ合ったローリー・マキロイ

同組のラドビッグ・アバーグとホールアウト後に健闘をたたえ合ったローリー・マキロイ

「まだトーナメントに残っていて優勝のチャンスは十分あると思っています」

自信の裏付けになっているのは18年にこのコースでブルックス・ケプカが優勝したときも36ホールを終えた時点でケプカが首位と5打差だったこと。「優勝争いから脱落したわけではない」と強調した。

鍵は週末ガラっと表情を変えるであろうコースをどう攻略するか。

「明日から週末にかけてグリーンは徐々に乾いていくでしょう。(予選ラウンドは)グリーンもソフトでマイルドでしたが明日からは慣れ親しんできたシネコックが顔を表すでしょう。期待していいと思います」

「慣れ親しんだシネコック」とはグリーンがあまりにも速くイラついたフィル・ミケルソンがまだ止まっていないボールを打って罰則を受けたような苛酷なコンディションを指す。

この日2アンダー68をマークしたスコッティ・シェフラーも同じく11位タイ。マキロイの言葉を借りれば、シェフラーのキャリアグランドスラムの可能性もあることになる。

残り2日、最高峰のメジャーでどんなドラマが繰り広げられるのか? 楽しみしかない。 

写真/USGA
※2026年6月20日16時45分、一部加筆修正しました。


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