収縮色の「黒」マジック! 実は前作より大きくてやさしい

7月16日(木)に発売する「G740 アイアン」
日本オリジナルの「ブラックPVD仕上げ」による、アスリートモデルのような精悍な佇まいが特徴だ。黒という色が持つ「収縮色」の視覚効果により、アドレス時にヘッドが引き締まってシャープに見えるという。
しかし、見た目とは裏腹に中身は「お助けアイアン」である。 ヘッドサイズを見ると、ブレード長は前作(G730)比で約3%長くなり、ソール幅も約10%広くなっている。物理的な寛容性は圧倒的に高まっているにもかかわらず、ボテッとした野暮ったさを感じさせないのが、この「黒」の視覚効果のおかげだ。
打感と抜けも進化。「ダフリ」を恐れず振り抜ける
インパクト時の振動を吸収するバックフェースの「PURFLEXバッジ」は3ピース構造に刷新され、前作比で約31%も軽量化。これにより、打感と打音が向上しただけでなく、余剰重量によるさらなる低重心化と大慣性モーメント化に成功している。

インパクト時の振動を吸収するバックフェースの「PURFLEXバッジ」
さらに、ソールには前後左右に適度な湾曲を持たせた「デュアル・キャンバーソール」を採用。大型ヘッドにありがちな突っかかりを防ぎ、ダフリ気味に入ってもソールが滑って初速のロスを防いでくれる。

前後左右に適度な湾曲を持たせた「デュアル・キャンバーソール」
マニアックな調整にPINGの真骨頂。「アップライト化」の理由
ターゲットゴルファーに合わせた細かなスペック変更がある。一般的に、ブレードが長い大型ヘッドはスウィング中にトウダウン(ヘッドの先端が下がる現象)が起きやすく、フェースが開きやすい(右にスッポ抜けやすい)。
そこでPINGは、「G740」の標準ライ角を前作から思い切って変更。5番〜9番を1度、PW〜56度を0.9度、あえてアップライトに設定。これにより、大型ヘッドでありながらボールをしっかりとつかまえ、高弾道で安定したショットが打てるようになっている。
また、ロングアイアンのみ長さのフローを3/4インチピッチに変更するなど、番手ごとの役割を明確にする実戦的なチューニングが施されている。
今季ツアー初優勝を飾った契約プロの細野勇策も、「ブラックヘッドは引き締まって見えるが違和感はない。高弾道が打ちやすく、多少芯を外しても当たり負けしない。現在は高さを求めて4番・5番アイアンに『G440』を使用していますが、より高弾道でグリーンに止めやすい性能を求めて、『G740』の導入を検討しています」と、そのやさしさと性能を賞賛している。
【PING G740 アイアン 基本スペック】
● 発売日:2026年7月16日(木) ※6月24日よりフィッティング・予約開始
● ヘッド素材:17-4ステンレススチール
● 仕上げ:ブラックPVD仕上げ
● 標準グリップ:IOMIC STICKY LILAC (AQUA)
| 番手 | #5 | #6 | #7 | #8 | #9 | PW | UW | 50度 | 56度 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ロフト角(°) | 21 | 24.5 | 28 | 32 | 36 | 40 | 45 | 50 | 56 |
| ライ角(°) | 62.0 | 62.5 | 63.0 | 63.8 | 64.5 | 65.0 | 65.0 | 65.0 | 65.25 |
| バウンス角(°) | 7 | 8 | 9 | 10 | 10.5 | 11 | 12 | 12 | 12 |
| 標準長さ(インチ) | 38.5 | 37.75 | 37.0 | 36.5 | 36.0 | 35.5 | 35.5 | 35.5 | 35.25 |
<標準シャフト・価格(税込・1本)>
● カーボン: 3万4100円
● スチール(DG EX TOUR ISSUE以外): 3万1900円
● スチール(DG EX TOUR ISSUE): 3万4100円
※左用あり。ライ角は+2度から-2度の範囲で調整可能。
