“最高峰メジャー”と主催の全米ゴルフ協会(USGA)が自負する全米オープンは、賞金総額が過去最高の2250万ドル(約36億円)に引き上げられた。
画像: 優勝したウィンダム・クラークはPGAツアー5勝で世界ランクは8位

優勝したウィンダム・クラークはPGAツアー5勝で世界ランクは8位

前年比で100万ドルアップ、ウィンダム・クラークの優勝賞金は450万ドル(約7億2000万円)。18年に今大会と同じシネコックヒルズGCで行われた時のブルックス・ケプカの優勝賞金216万ドル(当時のレートで約2億3760万円)は、今回2位に入ったサム・バーンズの243万ドル(約3億9000万円)を下回る。円安もあり日本円で比較すると8年間で賞金が3倍以上になった計算だ。

賞金総額2250万ドルは今年のマスターズと並ぶレベルだが、USGAのマイク・ワンCEOは「別に競い合っているわけではないが、我々の大会がゴルフ界最高の選手権だと自負しています。異論はあるかもしれませんが、開催地、選手への待遇、賞金額、テレビ中継のあり方など、すべてにおいて最高でありたいと思っています」と大会前の水曜日に賞金を発表したときに語った。「ある意味で個人的なプライドかもしれません。でも最高でありたい、選手の人生をさまざまな意味で変えるような大会にしたいのです」と付け加えた。彼の大会に対する思いを象徴するのが2250万ドルという数字に込められている。

それにしても近年の賞金額の飛躍的な増加には驚く。1995年にシネコックヒルズGCで勝ったコーリー・ペイビンが獲得したのは35万ドル(当時の平均レートで約3290万円)。同コースで04年に優勝したレティーフ・グーセンの獲得賞金は112万5000ドル(当時のレートで約1億2000万円)だから、31年で12.9倍、22年で4倍に膨れ上がっている。

今回3位のトム・キムは153万2530ドル(約2億4500万円)、4位タイのスコッティ・シェフラーは92万882ドル(約1億4720万円)獲得した。43位タイの久常涼は7万2592ドル(約1150万円)、65位タイの松山英樹は4万4938ドル(約720万円)だった。なお、予選落ちをしたプロにも非公式賞金として一律1万ドル(約160万円)が支払われた。米ゴルフ界のバブルはいつまで続く?(※ツアーの各データは6月29日現在)

※週刊ゴルフダイジェスト2026年7月14日号「バック9」より


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