日本女子アマ王者の長澤愛羅は「フェアウェイの狭さ」を警戒
長澤愛羅は今大会が今年のプロトーナメント3試合目。その中でも「宮里藍 サントリーレディスオープン」の最終日にホールインワンを含む2連続イーグルを達成し、「66」というビッグスコアを叩き出し、10位タイの好成績をマークした。
翌週の日本女子アマでも初日から優勝争いに加わり見事に勝ち切った。「サントリーレディスでも調子が良かったので、その勢いのまま行けたのが良かったです」と振り返った。
「宮里藍 サントリーレディスオープン」では10位タイ、「第67回 日本女子アマチュアゴルフ選手権」を制した長澤愛羅
これまでツアーに15試合出場している長澤。アマチュア競技の難関なセッティングと比べてプロ仕様のコースは「距離も長いですし、グリーンは速くて硬いです。プロのセッティングのほうが全然難しいですね」
今回の舞台の印象については「(フェアウェイが)狭いので、ティーショットで集中を切らすと、OBになってしまうと感じました。そこは気を緩ませないように気をつけたいです」と話した。またコーチとの決め事があるようで、「ドライバーでビビったら振れ!と言われているので、毎ホール行きたいと思います」
この合言葉を胸に、さらに躍動する姿をファンに披露してくれそうだ。
トヨタジュニアを圧勝した岩永杏奈は「マネジメントのメリハリ」を徹底
日本女子アマでは3位タイと優勝に手が届かなかった岩永杏奈は、先週行われた国別対抗戦「トヨタジュニアゴルフワールドカップ」個人の部で、優勝を飾った。さらに初日から最終日まで、一度も首位を譲らない完全優勝という強さを見せた。
上り調子で迎える今大会には、「慎重なコースマネジメント」を携えて挑む。
「トヨタジュニアゴルフワールドカップ」で完全優勝を達成した岩永杏奈
特に3番(190ヤード)と15番(180ヤード)のパー3を警戒している。「距離の長いパー3ですし、グリーンも狭いので難しかったです」と印象を答えてくれた。他には「パー4でも長いホールや短いホールがあって、特に1番ホール(430ヤード)はアウトスタートの時は(無理をせずに)パー狙いで行きたいです」と攻略の糸口を見出していた。
また好材料もあったようで、「先週のトヨタジュニアはフェアウェイが狭くて、毎ホール緊張しながら打っていました。だから今回はだいぶ広く感じますね」と笑みを浮かべながら話した。
要所を抑えながらも、ティーショットで攻めながら、スコアを伸ばしていけるのか注目だ。
2年連続の出場の廣吉優梨菜は「今回のコースは回りやすい」
今回の3人の中で、唯一連続出場しているのが廣吉優梨菜だ。今年は昨年の西コースから東コースへ変わったことが大きな特徴。両コースを比較してもらうと、「全然印象が違いました」と率直な感想を口にした。
「去年はラフが長くて、フェアウェイも狭い印象だったんです。ここのコースはフェアウェイバンカーも無いですし、グリーンも軟らかくて、速さもそこまで感じませんでした」
両コースを知る廣吉だからこそ、感じることができるフィーリングだった。さらに「パー5も全部バーディを狙っていけると思ったので、今年は自分も含めてスコアが出そうだなって思います」と続けた。
3人のなかで唯一の連続出場となる廣吉優梨菜
日本アマでは長澤、岩永との優勝争いの末に2位でフィニッシュ。トヨタジュニアでは個人の部が8位、団体の部では2位タイに輝いた。またツアーはこれが今年3戦目。「NTTドコモビジネスレディス」は35位タイ、「宮里藍サントリーレディス」が29位タイと予選を突破している。
本人も「今年のほうが回りやすく感じる」という今大会で前回の14位タイを上回れるのか注目だ。(文/井上尚)



